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食べて日焼け止め効果のある物質発見

美容最新ニュース / 2015年3月13日 8時15分

広島大学とサンスターの共同研究2015年3月10日、弘前大学とサンスターは共同で鮭鼻軟骨から抽出した新規プロテオグリカン複合体がヒトでの経口摂取による日焼け予防効果を確認したと発表した。

弘前大学とサンスターは鮭鼻軟骨から抽出したプロテオグリカンの生理活性の研究を2007年8月に締結した「研究連携の推進に係る協定」に基づいて行っている。

プロテオグリカンとはコアタンパク質に糖鎖が複数結合した構造を有している糖タンパク質である。様々な生理活性を有している。


新規プロテオグリカン複合体鮭鼻軟骨から、熱水のみでプロテオグリカンを生体内と類似した構造で抽出する技術を開発。この抽出法で製造されるプロテオグリカンは生体内での構造と類似しており、低コストで製造が可能となる。

新規プロテオグリカン複合体の効果ヒト皮膚線維芽細胞が紫外線により障害を受けるのを、あらかじめ新規プロテオグリカン複合体を添加することにより、防止することができることが明らかとなった。

健康な成人女性を対象として新規プロテオグリカン複合体(1日当たり400mg)を8週間連続投与して、プラセボ投与群と紫外線防御に対する影響を検討した。

方法は、摂取前、摂取4週後、摂取8週後、摂取をやめて8週間後に背中に紫外線を照射して人為的に誘導した色素沈着部を定量化した。

結果としては、新規プロテオグリカン複合体を8週間継続投与することで紫外線による紅斑と色素沈着が抑制されることが判明した。

色素沈着に関してはプラセボ群に対して統計学的に有意に抑制した。

今後の展開新規プロテオグリカン複合体は、体の内側から紫外線に対する防御力を高める美容素材として活用できるとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

サンスター プレスリリース
http://jp.sunstar.com/company/press/2015/0310.html

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