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子宮筋腫ってどんな病気?自覚症状について医師に聞きました!

美人百花デジタル / 2021年6月15日 20時0分

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聞いたことはあるけどどのような症状なのかあまり分からない子宮筋腫。一般知識や自分で分かる症状がどのようなものなのかなどを医療法人社団都筑会「つづきレディスクリニック」院長の吉岡範人先生にお聞きしました。

 

子宮筋腫はどのような病気ですか?

子宮筋腫は子宮の壁にできるこぶのようなものであり、子宮の筋肉が異常増殖したものであり、良性の腫瘍です。一般的に婦人科ではよくみられる病気であり、40歳前後の方に多い病気です。エストロゲンという卵巣からでる女性ホルモンを栄養にして大きくなることが多く、腫瘍の大きさやできる場所によって症状が異なることがあります。子宮の筋肉の外側に発育する漿膜下筋腫、筋肉の中にできる筋層内筋腫、子宮内膜に接する粘膜下筋腫に分けられます。エストロゲンという女性ホルモンによって大きくなることが多く、閉経すると縮小することが多いです。

自覚症状を教えてください。

子宮筋腫の症状には腹部膨満感、月経困難症状(月経にともなう痛みや出血量の増加など)、過多月経、貧血、頻尿、便秘などがあります。先ほど提示した筋腫の位置によっても異なることが多く、漿膜下筋腫では膀胱や腸を圧迫し、頻尿や便秘が出ることが多く、また粘膜下筋腫では生理を起こす子宮内膜が引き伸ばされるため、過多月経(生理の量が多いこと)が起こることが多いです。

子宮筋腫になったらどうすれば良いでしょうか。

子宮筋腫にはさまざまな治療方法があります。手術やホルモン療法などがあり、産婦人科の専門医に相談する必要性があります。また過多月経や貧血で倒れてしまう方もいますので、医師に相談することが重要です。

 

教えてくれたのは

医療法人社団都筑会「つづきレディスクリニック」院長 吉岡範人先生

1978年生まれ。千葉県出身。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤中、約2年間にわたりカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学。がんの研究に従事。2019年に事業を引き継ぐ形でつづきレディースクリニックの院長に就任。

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