あなたは冷えタイプ?ストレスタイプ?「肩こり」の原因別に解消法を教えます

美人百花デジタル / 2020年12月29日 19時50分

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寒くなってくると余計に肩こりがつらいと感じることはありませんか? 肩こりの原因のタイプ別にラクにする方法を薬剤師の道川佳苗さんに教えてもらいました。

 

肩こりの原因とは?

肩こりは筋肉の緊張が原因で、筋肉疲労がたまり筋肉が硬くなることで、血管が圧迫され血行不良になり、神経が圧迫され傷つけられることでコリや痛みが生じます。この筋肉の緊張の原因には、冷え、ストレス、悪い姿勢、運動不足などのさまざまな原因があります。今回は冷えタイプ、ストレスタイプに分けて解消法をご紹介します。

冷えタイプ

冷えることで、血行が悪くなり肩こりを悪化させることが考えられます。冷えタイプの改善方法としては、首や肩周りの血行を良くすることが大切です。具体的には、お風呂では湯船に浸かる、タートルネックやマフラーなどで首周りを温める、温かい飲み物、食べ物を摂るようにする、などを心掛けてみましょう。食材では、血を補い、巡らせるはたらきのある、鶏肉、ラム肉、ほうれん草、にんじん、ねぎ、しょうが、かぼちゃ、にんにく、にらなどがおすすめです。また、お風呂に入る時には血行を促すために、炭酸入浴剤やよくこすり洗いしたみかんの皮やしょうがの皮をネットなどに入れて浮かべるだけでも体を温めてくれます。

ストレスタイプ

ストレスを感じやすい人は、知らないうちに肩に力が入りがちです。日頃からストレスを溜めないように自分なりのストレス解消法を知っておくことも必要です。アロマを炊く、大声で歌う、運動をするなど好きなことをしてストレスを発散しましょう。また、漢方の考えでは、ストレスで気の巡りが悪い「気滞」という状態になると肩こりもひどくなると考えられます。
気滞の改善のためには、気の巡りを良くすることも心掛けましょう。香りの良い食材やお茶が気を巡らせるので、三つ葉、しそ、春菊、ジャスミンティー、ミントティーなどがおすすめです。

肩こりにおすすめの漢方薬

冷えタイプ・・・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血行を良くする代表的な漢方薬です。肩こりの他に、生理痛や生理不順、更年期症状などがある人に適しています。

ストレスタイプ・・・柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

気の巡りを改善する「桂皮」を含んだ漢方薬で、ストレスによる肩こり以外にも、様々な体の痛みにも効果があります。風邪薬として使われることもあります。

肩こりといっても、原因は人それぞれでさまざまなものが関係しています。まずは、自分がどのタイプなのかを知ることが肩こり解消への近道です。ご自身のタイプを詳しく知りたい、合う漢方薬を知りたい方は、お近くの漢方薬局やオンライン薬局などに相談してみてくださいね。

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教えてくれたのは…

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

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