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もはや市販化レベル!? スズキ「KATANA」カラーリング提案モデルが秀逸!!

バイクのニュース / 2020年4月14日 11時0分

スズキは、ホームページで公開している特設サイト「WEBモーターサイクルショー」にKATANAのカラーリング提案モデルを公開しました。ショー専用に作成された2台のKATANAを見てみましょう。

■これまでに無い存在感を! と、こだわった結果が出来すぎ!?

 スズキは、2020年の東京・大阪モーターサイクルショーに参考出品予定だった特別モデルを、スズキのホームページ特設サイト「WEBモーターサイクルショー」で展開し、その実車を一部のメディアに絞り、撮影用として限定公開しました。

 撮影現場に置かれた参考出品車のなかで、とくに異彩を放っていたのが「KATANA」の“カラーリング提案モデル”です。2019年5月に発売された新型「KATANA」には、独創的なスタイリングにさらなる存在感を表現するため、いままでのKATANAとは違った世界観を「マットブラック」と「レッド」で表しています。

 色鮮やかで強烈な印象のレッドは、ボディにキャンディーレッド、ホイールにはダークレッドを採用し、全身「赤」で統一されています。

「WEBモーターサイクルショー」の動画インタビューのなかで、二輪デザイングループの川口氏は次のように話します。

「いままでKATANAの車体色と言えば、シルバーやブラックといった無彩色、無機質な色が多かったんです。今回、KATANAの新しい面を出していきたいと思い、いままでに無い上質感や存在感という点で、キャンディーレッド、落ち着いた深みのある赤を乗せることで質感を上げました」

 ホイールもボディと同系色を採用し、車体全体を赤で統一することにより“塊感”を演出、見事にこれまでに無いKATANAの新たな存在感を生み出しています。

スズキ「KATANA」特別色:マットブラック(参考出品)

 一方、「マットブラック」のKATANAを見ると、赤KATANAとは対照的に重厚感や落ち着いた高級感が漂っています。マットブラックを採用したことについて、川口氏は次のように話します。

「KATANAってリッターバイクですごい存在感があると思いますが、それをもっとアピールしたいと考えたときに、戦闘機などで使われているマットブラックの持つ凄みを使うことで、新しいKATANAを見ることができるのではないかと思いました。また、アクセントカラーのゴールドは、ブラックとの組み合わせで日本の蒔絵のような、和のテイストを出せるのではないかと考えました」

 両モデルともハンドルバーやフロントフォーク、デカールにもゴールドをあしらい、車体全体の質感と存在感をアピールしています。

 また、シート表皮には刀の金属感をイメージしたカーボン柄を採用し、リアシート側面には刀の元となる“玉鋼(たまはがね)”のゴツゴツした感じを、ザラザラとした手触りの素材を採用することで、より深くKATANAの世界観を演出したと言います。ステッチも赤KATANAには赤色の糸を、マットブラックKATANAには金色の糸を使うなど、細部にもこだわりが見られます。

※ ※ ※

 スズキは、今回のカラーリングはあくまでも“提案モデル”とし、ユーザーの反響を見て今後のブランド展開に役立てるものとしています。WEBモーターサイクルショーでは「KATANAカラーアンケート」を実施し、現行カラーに今回の特別モデルも加えられています。集計結果から、いずれかのカラーリングがラインナップに加わるのか? 注目したいところです。

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