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実力を秘めた優しいイケメン? ホンダ「CBR250RR」はそんな1台

バイクのニュース / 2021年1月17日 11時0分

ホンダが誇る250㏄クラスのスーパースポーツ「CBR250RR」に試乗しました。

■車名にRの数が多いほど、レーシーなバイクじゃないの?

 「R」とか「RR」とか「RR-R」とか、「走り」を重視したロード系のスポーツモデルの車名には、「R」の文字が付けられることがほとんどで、その「R」の数が多ければ多いほど、スポーティーなバイクを連想します。ホンダ「CBR250RR」は、そんな「R」が多用されるスポーツバイクのなかでも250㏄クラスでトップレベルにスポーティーという印象で、「乗り心地よりとにかく走り!」というイメージを持っていました。

 しかし、実際に乗ってみると、そのイメージはライディングポジションやスタートからの加速という意味では正解で、エンジンの扱いやすさという意味ではハズレ。スーパースポーツ特有の、前傾姿勢や発進してすぐの猛烈な加速など、走りを重視したと感じられる部分と、どの加速域でもスムーズに回転する快適なエンジンフィールが両立されていたのです。

 走りを重視したモデルでは、どうしても低速域のトルクが弱くなるなど、初心者には少し扱いにくい部分が発生してしまうのが常ですが、この「CBR250RR」では、高速域から急減速した際にギアが合わず、エンストしそうになるなど、初心者が不安に感じるような要素はありませんでした。

 搭載された水冷4ストロークDOHC直列2気筒エンジンは、ダイレクトな加速を実現しながらも、どんな速度域でも安定したトルクを保ってくれるので、レーシーでありながらマイルドという印象です。

水冷4ストロークDOHC直列2気筒エンジン搭載

 そして、なんといってもカッコいいのがデザイン! ワークスカラーとなる「グランプリレッド」のデカールデザインが、本物のホンダのファクトリーマシンを彷彿させるカッコよさを持っているのはもちろんですが、今回試乗した「マットガンパウダーブラックメタリック」もレースベース車両のようで、眺めているだけでも走りへのワクワク感がこみ上げてきます。

 さらに、走行性能の高さを表現するかのような曲線と鋭く尖った形状のパーツで構成された車体からは挑戦的な攻めの姿勢が感じられ、ただ駐輪場に停めているだけでも、スーパースポーツを所有する満足感に浸ることができました。

 これは、クルマやバイク好き特有の感覚なのかもしれませんが、ツーリング先や自宅の駐輪場など、ふとした場所で自分のバイクを客観的に見た時に、「やっぱり、私のバイクカッコイイ!」と、自画自賛できるデザイン性の高さは、愛車選びに欠かせない需要なポイントで、「CBR250RR」のデザインは、私の好みにドストライク!見ているだけで、ニヤケてしまう1台です。

CBR250RRを見た時にカッコイイと思えるデザイン性です

 レーシーなライディングポジションと本格的な走行性能に、初心者にも安心なマイルドなエンジン特性を兼ね備えたレース好き必見モデル、ホンダ「CBR250RR」の価格(消費税込)は、82万1700円からとなっています。

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