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ホンダのトニー・ボウ選手、トライアル世界選手権アンドラ大会1日目優勝

バイクのニュース / 2021年8月24日 7時0分

トライアル世界選手権第3戦アンドラ大会は、難易度の高いコースのサン・ジュリア・デ・ロリアで1日目が開催されました。

■Repsol Honda Teamで全勝中

 Repsol Honda Teamのトニー・ボウ選手が、アンドラ大会の初日、今シーズン3度目の勝利を飾りました。2位のA・ラガ選手(TRRS)とはわずか1点差の勝利でした。開幕戦で勝利した藤波貴久選手は、1日目8位でフィニッシュしています。

 フランスでの第2戦から約1カ月のサマーブレイクを挟んでの第3戦アンドラGP1日目は、トライアル世界選手権にとっておなじみのロケーションです。

 ほぼ毎年、欠かさず開催されているアンドラ大会ですが、今回は久しぶりに川のセクションが多く、難易度も非常に高く、難コースのトライアルになりました。持ち時間もギリギリで、トニー・ボウ選手をはじめ、何人かのライダーが持ち時間超過のタイムペナルティー減点を受けています。

 トニー・ボウ選手は、アンドラ大会の12セクション2ラップの間、常にアダム・ラガ選手(TRRS)との間に緊張した首位争いを演じます。最終的に、両者は46点の同点でゴール。勝敗を決したのは、同点の場合に定められた、競技時間です。トニー・ボウ選手は、2ラップをトータルして、ラガ選手より1分半ほど早く競技を終えていました。

 ここまで3勝1敗としたトニー・ボウ選手は、ラガ選手とのチャンピオンシップのリードは13点に広げました。

1日目は8位に終わった藤波貴久選手

 今回が350回目のトライアルGP出場となった藤波貴久選手は、アンドラのセクションの攻略に悩み続けることになりました。今回の藤波選手は8位となりましたが、ランキングは4位を守っています。

■トニー・ボウ選手(優勝/ランキング首位)

Repsol Honda Team トニー・ボウ選手

 ほんとうに、ぎりぎりの勝利でした。ライバルとの戦いはいつも厳しいものですが、いつもは最後にほんの少しの余裕が生まれるものでした。しかし今回は、最後まで全く息を抜けませんでした。当初、ラガより私の方が好調でしたが、中盤で追い越され、なんとか追いついてゴールして、最終的には時間差で勝利ということになりました。ラガのパフォーマンスで、今日は本当にたいへんでした。

 アンドラは、今私の住む町で、ここにはいろいろな思いがあります。アンドラの勝利は特別で、いつにも増して、とてもとてもハッピーです。

■藤波貴久選手(8位/ランキング4位)

Repsol Honda Team 藤波貴久選手

 本当に、今日のトライアルは難しく、たいへんでした。ほぼ全員が5点になるセクションもいくつもありました。2ラップ目、私は改善に向けてがんばったのですが、リスクが大きすぎるのと、すぐに減点につながる設定に悩まされました。バイクはすばらしい性能を発揮していて、チームも一生懸命に仕事をしてくれています。明日の2日目には、もっともっと改善したフジガスを披露したいと思います。

※ ※ ※

 アンドラ大会は、土曜日・日曜日の2日間にわたって試合が行われます。2日目は、再びアンドラの厳しい12セクション2ラップの戦いをスタートさせます。

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