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どれに入ればいい? 特定小型原付の任意保険

バイクのニュース / 2023年3月20日 9時0分

2022年4月19日、道路交通法の改正案が可決されたことにより、電動キックボードなどの電動小型モビリティは「特定小型原動機付自動車(以下、特定小型原付)」に区分されることになりました。特定小型原付に、 専用の任意保険は用意されているのでしょうか。

■特定小型原付の保険は用意されている?

 2022年4月19日、道路交通法の改正案が可決されました。

 これにより、電動キックボードをはじめとした電動小型モビリティは「特定小型原付」に区分されることになり、これまで以上に利用しやすい乗り物になったといえます。

 しかし、規制緩和にあたり、最近では電動キックボードが関わった交通事故が多発しているのも事実。そのため、購入と併せて保険に加入したいところです。

 特定小型原付に、任意保険は用意されているのでしょうか。

特定小型原付に分類された電動キックボード特定小型原付に分類された電動キックボード

 某保険代理店担当者は、以下のように話します。

「電動キックボード専用の任意保険は、現時点ではどの保険会社も販売していないため、原付の任意保険に加入してもらうかたちになります。

 しかし、電動キックボードは特定小型原付に該当するため、加入できるか否かの審査(登録証や適切な商品かどうかの確認)が必要で、必ず加入できるわけではないので、一度必要書類を揃えて、保険会社に判断してもらうのが実情でしょう」

 つまり、現時点で電動キックボード専用の任意保険は販売されていないため、どうしても加入したい場合は、必要書類を揃えて保険会社に相談しなければなりません。

 少し手間がかかりますが、もしもの際に困らない為にも、一度保険会社に相談してみると良いでしょう。

 ちなみに、先述の担当者によると、道路交通法の規制緩和から取材日時点では、特定小型原付の任意保険に加入したいという相談はなかったそうです。

 しかし、現時点では定小型原付専用の任意保険はありませんが、今後電動キックボードの需要がさらに増えることにより、専用の任意保険が販売される可能性は十分にあります。

■自賠責保険への加入は必須!

 専用の任意保険は販売されていないものの、特定小型原付を使用する際は、自賠責保険への加入が必須となっています。では、実際に自賠責保険に加入するにはどうすれば良いのでしょうか。

電動キックボードに専用の任意保険は用意されていない。電動キックボードに専用の任意保険は用意されていない。

 自賠責保険に加入する場合、一般的には電動キックボードの販売店や保険会社などで手続きをおこないます。

 電動キックボードの販売店で加入手続きをおこなう場合は、商品を購入したその場ですぐに保険に加入できるため、再度別の場所へ足を運ぶ手間が省けるというメリットがあります。

 また、保険会社で加入手続きをおこなう方法は、プロに直接相談・確認しながら手続きができるなど、保険の知識にあまり自信がない人でも安心して加入することが可能。

 ほかにも、コンビニや一部の郵便局、インターネットでも加入手続きができるので、自身に合った方法を選ぶのが良いでしょう。

 なお、自賠責保険の保険料は車種や加入期間によって異なりますが、電動キックボードの場合は125cc以下の原動機付自転車(以下:原付)に該当することから、125cc以下の原付と同様の保険期間・保険料になるようです。

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