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ご近所巡りには最適!原2電動3輪スクーター『PXiD-F2-1000』に試乗〜高梨はづきのきおくきろく。〜

バイクのニュース / 2023年5月18日 13時0分

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』。折り畳み式電動3輪スクーターのPXiD-F2-1000に試乗するよ。原付二種モデルのPXiD-F2-1000は、ちょっとした移動や買い物にも気兼ねなく使える電動スクーターです。

■原付二種3輪電動スクーターを紐解く

 皆さんこんにちは、高梨はづきです。

 本日は折り畳み式電動3輪スクーターのPXiD-F2(ピクシド・エフツー)-1000の試乗記をお届けしていくよ!

折り畳み式電動3輪スクーターのPXiD-F2(ピクシド・エフツー)-1000に試乗するよ折り畳み式電動3輪スクーターのPXiD-F2(ピクシド・エフツー)-1000に試乗するよ

 ピクシドとは中国・深センに本社を構えるEVバイクメーカーの一つで、今回紹介するF2-1000は中国本土に適した仕様から日本に適した仕様に改良された電動スクーターなんだって。

 日本で販売展開するに先立って、クラウドファンディングの日本最大級プラットフォームMakuakeで支援目標額2000%を達成した大好評製品なんだとか。すごい!

 さっそく車体を見ていくよ!

見た目はどちらかというと電動キックボードを連想するスタイル見た目はどちらかというと電動キックボードを連想するスタイル

 F2-1000は日本の法律上、原付二種に該当する設計となっていて、タイヤサイズは一般的に思い浮かぶスクーターのタイヤのサイズよりもかなり小さい為、見た目はどちらかというと電動キックボードを連想するような個性的なスタイルだね。

 電動ということで、エンジンを積まなくて済むことが大きなメリットのひとつ。無駄な面積を使うことなく風通しの良さそうなデザインになっているんだね。おかげで車重は47kgとかなり軽量で、うち8.5kgのバッテリーはサドル下の足元付近にコンパクトに収納されているから全体的に重心のバランスが取れていて安定して乗れそうな気がしているよ。

■早速跨ってみよう!

 サドルの高さは簡単に調整ができるようになっている。770~870mmと10cmも高さを調節できるので、身長の高低差で足付きに不安を抱くことなければ逆に小さすぎるということもなさそうだね。誰でも気軽に跨がることができるのは好印象!

サドルは770~870mmと10cmの高さ調節が可能サドルは770~870mmと10cmの高さ調節が可能

 ちなみに、サドル位置を低くして乗っても乗車姿勢や見た目は傍から見ても全くダサく見えなくてgood。

 ハンドルはキックボードと同じようなT字のバーハンドルで、幅は短め。左右に簡単に振れるので、小回り効きすぎて驚いた。もうスクーターということを忘れてしまいそう(笑)

■実際に走行していくね!

 キーを回すとメーターにはパーキングを表す「P」の文字が出現。ブレーキを握るといつでも発進OKの「00」表記が浮かび上がるのが始動までの流れ。本当に電源入ったのかな? アクセル捻ったら進むのかな?と最初は疑ってしまうほど始動音が全くない。

始動音が全くない電動バイクは、慣れていないひとは走り出すまで最初は不安かも始動音が全くない電動バイクは、慣れていないひとは走り出すまで最初は不安かも

 これはどの電動バイクもそうなので、まだ慣れないけど普段バイクに乗っている人からしたらビックリだよね。どんな時間でも排気音でビクビクすることなくストレスフリーに乗り降りができるのも大きなメリットだと思う。

 F2-1000は前輪に1つ、後輪に2つのタイヤが付いていて、リーン機構付きのモノコックサスペンション搭載。バンクしても車体の傾きと同じようにしっかり接地してくれる機構だよ。

トロトロ走行をしてもブレることなく安定して進むことができるトロトロ走行をしてもブレることなく安定して進むことができる

 試しにストレートとカーブ走行を極端にトロトロ走行してみたんだけど、ほぼブレることなく安定して進むことが出来た。安心して乗れるのは3輪の恩恵だよね。これは老若男女だれしもがゆっくり丁寧に走っても転倒の心配なく乗っていられるので安全性は高いと感じたよ。

 思い切ってフルスロットルで走行してみると、サスペンションが付いているからカーブなどはしっかりリーンしてついてきてくれる。そのかわり振動はかなりダイレクトに伝わってきたよ。

フルスロットルで走行してみると、サスペンションが付いているからカーブなどはしっかりリーンするフルスロットルで走行してみると、サスペンションが付いているからカーブなどはしっかりリーンする

 タイヤが多い分、サスペンションが凸凹を拾いきれてない印象かな。苦手な人からしたらマイナスに捉えられるかもしれないけど、普段からママチャリをマッハで漕いでいる私としては自転車の振動なんてそんなに気にならないし、自転車に乗れる人ならこのくらいの振動はみんなへっちゃらだと思うレベルだから安心してね。

メーターには走行モードが3段階表示される仕様になっているメーターには走行モードが3段階表示される仕様になっている

 メーターには走行モードが3段階表示される仕様になっていて、1モードは発進力が優しく、3モードまで進めるにつれてグッと力強い発進力を得られるよ。それぞれのモードは路面状況や運転する方の体重によって変わって、1モードは最高速度54km/hの航続距離が最大約50kmまでいけるみたい。モード2は約45km、モード3は約36km。一回のバッテリー満充電までの時間は8時間で、毎日充電しても一回の充電で25円しかかからないんだって!電気料金が高騰している時代にこのコスパは最強。

バッテリーを外して家の中に持ち運んで充電することも可能バッテリーを外して家の中に持ち運んで充電することも可能

 充電する際は、バッテリーは車載したままお家のコンセントまでコードを伸ばせば充電できるし、防犯面で心配な人はバッテリーを外してお家の中に持ち運んで充電することも可能。家庭用コンセントで充電できてしまうから使い方も迷わずユーザビリティはバッチリ!

 バッテリーの寿命は満充電5000回ほどで、毎日1回充電したとしても14年弱は寿命が持つの。そんなに長い期間ひとつのバッテリーで乗れるなんて思わなかったからビックリだよね。自動車税も記事執筆時点では年間2400円とリーズナブルで長期間所有していても経済的にも優しくていい事しかない…!

バーハンドル部分を折り畳むことで全高が1250mmから600mmになるバーハンドル部分を折り畳むことで全高が1250mmから600mmになる

 さらに折り畳み可能なのが嬉しい設計! 通常時の車体サイズ1260×1250×600mm (全長×全高×全幅)から、折りたたみ時には1260×635×600mmになるから軽自動車の後部座席にも積めちゃうサイズなの。旅先で街中を巡る足代わりにもなるから行動範囲が広がるし、出費も抑えることが出来るのね。

 輸入販売元の会社はカスタムショップをされているからアフターパーツも豊富なんだって。耐荷重150kgまで積載可能なキャリアはもちろん、タンデム用のパーツを揃えれば人も荷物も運べてしまう。会社からのちょっとした移動や、お家付近の買い物や習い事など、多方面で大活躍してくれるのはかなり使い勝手が良く、正に三輪スクーター界のカメレオンといっていいのでは?

3輪スクーター界のカメレオンPXiD-F2(ピクシド・エフツー)-10003輪スクーター界のカメレオンPXiD-F2(ピクシド・エフツー)-1000

 ちなみに、ハンドルロックが搭載されているので駐車する時などにはとても安心で便利なんだけど、男性なら約50kgもの鉄の塊を持ち上げることなんて容易いだろうから、ハンドルロックだけでは心配という方はチェーンロックも常備しておいた方が良さそうだなぁというわたし個人の意見でした!

 ということで本日はここまで。
 また8の付く日にお会いしましょ~!

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