1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

直撃! MFJが必要とする人材とは!? 世界選手権の国内運営にも携わるスポーツ部で職員募集

バイクのニュース / 2023年6月15日 10時0分

一般財団法人「日本モーターサイクルスポーツ協会」(MFJ)が、レース運営などを担当するスポーツ部職員の募集を、6月14日に発表しました。モーターサイクルスポーツの運営で60年以上の歴史を持ち、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)に加盟する唯一の日本代表機関が必要とする人材とは何か。MFJの人事担当者を直撃しました。

■バイクレースの運営を支える花形部署

 一般財団法人「日本モーターサイクルスポーツ協会」(以下、MFJ)は二輪車の完成車、用品メーカー各社が拠出した財源で基本財産を作り、レースに参加するライセンス会員などの会費で運営されるバイク競技運営団体。年間約3億9000万円の収益で、国内約400戦の公認バイクレースを担当します。今回、人材募集するのは競技会サポート・管理、営業、レギュレーション制定に関わる「スポーツ部」の職員です。

MFJは、FIMに加盟する唯一の日本代表機関。MFJ公式サイトで「職員募集のお知らせ」が発表されている(MFJ公式サイトより)MFJは、FIMに加盟する唯一の日本代表機関。MFJ公式サイトで「職員募集のお知らせ」が発表されている(MFJ公式サイトより)

 高卒以上、35歳以下。通勤可能で普通免許があれば、二輪免許所持を問わずと、基本的なスキルがあれば応募は可能ですが、募集要項には「協会の将来を担う人材」とあります。幹部候補の募集なのでしょうか。MFJ管理部の人事担当者に聞いてみました。

「今回の募集を将来の幹部候補人材と絞りこんではいません。まずはモータースポーツの将来をいっしょに創っていける人材を募集しています。結果、その方がMFJの幹部職となられる可能性は十分にあります」

 スポーツ部の担当は、モーターサイクルスポーツの根幹に関わる業務です。業務の大きな柱は4つあります。

・各競技の世界選手権日本ラウンドや全日本選手権等の主要大会に出張して主催事務局をサポートすると同時に、規則を遵守した大会運営が行なわれているかを確認。問題や課題を把握し、対策案を起案すること。

・モーターサイクルスポーツのメディア露出や、認知度向上のため施策を考える広報活動とスポンサー営業活動。

・国際モーターサイクリズム連盟(FIM)の規則をもとに、毎年繰り返されるレースのレギュレーションの検討。各種委員会の運営。決定事項に基づく規則を制定。

・約400戦の各種レースの運営チェック。主催者の開催報告と結果登録の内容の確認やランキング作成など。

■MotoGP世界選手権に触れる可能性も

 採用後のキャリア形成について、担当者はこう話します。

「採用当初は、各競技の種目担当者、広報担当者の補助的な仕事をお任せします。適正を見させていただいた上で、2~3年で各競技の種目担当者になります。さらに各競技種目を経験し、全体を束ねる管理職となっていただきます」

MFJ組織図(MFJ公式サイトより)MFJ組織図(MFJ公式サイトより)

 スポーツ部は男性6人、女性3人の合計9人で構成されています。海外、ロードレース、モトクロス、トライアル、エンデューロ、スーパーモトの各競技種目ごとに担当します。モーターサイクルスポーツのオンロードの最高峰であるMotoGPの日本開催は海外担当が中心となって担います。

「今回の募集では語学力は問いませんが、応募者の中に語学力が優秀な方がいれば、国際関係の職種をお任せする可能性があります」

 募集の締め切りは明示されていません。応募者にとっては過酷ですが、その理由を担当者はこう説明します。

「応募あり次第、都度選考対応するため、採用者が決まった段階で終了します」

 しかし、MFJの職員の多くは中途採用者。常任理事で事務局長を務める隠岐直廣氏は、広い応募を期待します。

「私たちMFJの一員として、ぜひあなたもいっしょに、これからのモーターサイクルスポーツ界を支え盛り上げていきましょう!」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください