猿こそが地球の支配者!? 300年後の世界を描く人気シリーズ最新作『猿の惑星／キングダム』

目を疑うような衝撃的なラストが全世界を震撼させた、映画史に残る名作に連なる人気シリーズの最新作『猿の惑星／キングダム』が、2024年5月10日（金）より全国ロードショーされます。

■猿と人間は共存できるのか？

　1968年に公開され、“人間”と“猿”の立場が逆転した衝撃的な世界観、そして目を疑うようなラストが全世界を震撼させた映画史に残る神話的名作からスタートし、2010年代には猿と人間の支配権が逆転していく過程を描いたリブートシリーズが大ヒットするなど、半世紀以上愛され続ける人気シリーズの最新作が『猿の惑星／キングダム』です。

(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

　物語の舞台は今から300年後の世界。ウィルスが猛威をふるい激変した地球で、大都会だった人間の世界は荒廃。人間と猿の間で地球の支配者の劇的な交代劇が起こり、高い知能と言語を得た猿たちが文明的なコミュニティを持った巨大な帝国＜キングダム＞を築こうとしていました。一方で人類は衰退し、文化も技術も、社会性も失い、まるで野生動物のような存在となっています……。

　本作の主人公ノアは、そんな猿が支配権を握る世界で独裁者のプロキシマス・シーザーによって村と家族を奪われた若き猿。人間のことを野生動物の一種としか思っていませんでしたが、ある日年老いたオラウータンから、かつて人間に様々な技術があったこと、そして猿と共存していた時代があったことを聞き、自分のルーツに向き合うことになります。

　そんな中、ある“秘密”を隠し持つ人間の女性と出会うことでノアは想像すらしたことのなかった“本当の人間”を知り、今まさに誕生しようとしているキングダムに違和感を覚え、人間との共存という新たな可能性に向けて立ち上がることになります。

　大ヒットシリーズ『メイズ・ランナー』を手掛け、日本が誇る大人気ゲームの実写映画『ゼルダの伝説』の監督にも抜擢されたウェス・ボールと、『アバター』シリーズを手掛けた最高峰のVFXスタジオWETAがタッグを組み、支配者が人間から猿へと移り変わった衝撃的な地球を舞台に、猿と人間の“共存”か、猿の“独裁”かをかけた＜猿＆人間＞VS＜猿＞の新たなる衝突をこれまでにない圧倒的なスケールで描きます。

ホンダ「モンキー125」

　文明崩壊後の世界ということでバイクの出番はなさそうですが、シリーズが続いて猿たちの文化・文明の発展が進めば、いつかバイクに乗る猿たちも登場するかもしれません。ホンダのモンキーやゴリラなどを乗り回す猿という皮肉的なシーンを見てみたいものです。

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『猿の惑星／キングダム』は、2024年5月10日（金）より全国ロードショーです。