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『猿の惑星/キングダム』、監督が壮大なスケールを確約! 完全新作に期待の膨らむ特別映像解禁

クランクイン! / 2024年4月23日 9時0分

映画『猿の惑星/キングダム』場面写真

 映画『猿の惑星』シリーズの完全新作『猿の惑星/キングダム』より、作品の壮大さが映し出された特別映像が解禁された。

 『ゼルダの伝説』実写映画にも抜てきされたウェス・ボール監督と、『アバター』シリーズを手掛けたVFXスタジオ・WETAがタッグを組む本作。現在から300年後、人間から猿へと支配者が移り変わった地球を舞台に、猿と人間の“共存”か猿の“独裁”をかけた、<猿&人間>VS<猿の独裁者>の新たなる衝突を圧倒的なスケールで描く。

 この度、『猿の惑星』シリーズが長きに渡り世界中で愛され続けてきたこと、そしてシリーズの完全新作として誕生する本作の壮大さが映し出された特別映像が解禁された。ボール監督も「過去作を超えるスケールだ」と並々ならぬ自信を語っている。

 映画史に残る驚愕のラストシーン、衝撃の世界観と精巧な猿の特殊メイク、さらに物語に込められた風刺的メッセージが世界中を魅了し、“神話的名作”と謳われるほどの人気を博したシリーズ1作目『猿の惑星』(1968)。その後、オリジナルシリーズとして続編が作られたほか、2011年からは世界が猿に支配される過程を描いたリブートシリーズが誕生。格段に進歩した技術を駆使したリアルな映像に加え、解禁された映像でアンディ・サーキスが「人の心を動かす作品に参加できて光栄だ」と語るように、猿と人間の深いドラマが観客の心をつかみ、世界中で愛され続ける名作シリーズとなった。

 そんな偉大なシリーズの完全新作となる本作について、ボール監督は「大好きな映画だから機会に恵まれて幸せだ」と喜びを語りつつ、「猿が築いた世界を見ることができる。人間や世界の未来も」と、人間と猿の立場が逆転したシリーズならではの面白さに言及。「“猿と人間は共存できるか”それがテーマなんだ」と物語の軸を語った。

 一方、主人公の若き猿ノアを演じたオーウェン・ティーグは、「過去とのつながりもある」と、過去作を思わせる要素も散りばめられていることを明言。新たに本作から『猿の惑星』を見始める人はもちろん、過去作を観た人にとっても満足度の高い仕上がりになっていることを匂わせた。

 本作の舞台となるのは、今から300年後の世界。ある重大な秘密を抱えた人間の女性ノヴァを演じたフレイヤ・アーランが「人類の日常は崩れ去り、猿に狩られる世界なの」と語る通り、人間の世界は荒廃し、高い知能と言語を得た猿たちが巨大な帝国<キングダム>を築こうとしている。そんな世界において主人公ノアは、独裁者のプロキシマス・シーザーに大切な家族と故郷を奪われてしまう。当初は人間のことを野生動物の一種としか思っていなかったノアだが、家族を助けに行く旅の途中でノヴァと出会ったことで、人間が過去に猿と共存していた時代があったことを知り、猿による独裁に立ち向かっていく。

 これまでも独特の世界観と演出で観客を魅了してきたボール監督。プロキシマスに仕える人間トレヴェイサン役のウィリアム・H・メイシーは、「驚きの連続さ。監督の想像力には恐れ入った」と、本作でも監督ならではの壮大な世界が広がっていることを断言した。

 映画『猿の惑星/キングダム』は、5月10日より全国公開。

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