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原付二種といっても種類はさまざま!! バイクごとのジャンルを解説

バイクのニュース / 2024年10月5日 12時10分

昨今、原付二種は大変な人気を集めています。人気も相まって原付二種のバイクは様々な車種がラインナップされています。では、原付二種のバイクはどのようにジャンル分けされるのでしょうか。

■原付二種はあらゆるジャンルを網羅

 原付二種は排気量50cc超125ccまでのバイク。「価格や維持費が安い」、「軽量かつコンパクトで扱いやすい」、「利便性が高い」などの理由でとても人気の高いクラスです。

 サクッと街乗りに最適なバイク、エキサイティングな走りが楽しめるバイク、ロングツーリングに向いているバイクなど、原付二種にはさまざまな種類があります。それぞれのバイクのジャンルを理解することで、自分はどんなバイクが合っているのかが見えてくるかもしれません。では、バイクはどのようにジャンル分けされるのでしょうか。
 
 2024年9月現在、原付二種で購入できるジャンルは、大まかに分けると「ネイキッドバイク」、「ファンバイク」、「スーパースポーツ」、「オフロードバイク」、「スクーター(電動スクーター)」の5種類に分類することができます。では、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

ヤマハの原付二種ハイパーネイキッド「MT-125」ヤマハの原付二種ハイパーネイキッド「MT-125」

「ネイキッドバイク」は、最もスタンダードなタイプで、エンジンがカウルなどで覆われていないむき出しになった状態のバイクを指します。日常的に使ったりツーリングにも対応できたりと、オールマイティーなパフォーマンスを発揮します。

 このジャンルに当てはまる現行モデルとしては、ホンダのスポーツネイキッド「CB125R」、ヤマハのハイパーネイキッド「MT-125」、スポーツヘリテージの「XSR125」、スズキのスーパーネイキッド「GSX-S125 ABS」、カワサキのスーパーネイキッド「Z125 PRO」などが挙げられます。

 ちなみに、スポーツネイキッドやスーパーネイキッドとは、スーパースポーツ(後述)のカウルをなくしたスタイリングのこと。ハイパーネイキッドはスポーツネイキッドに近いですが、スーパースポーツをベースにストリートをはじめ多くの用途で楽しめるよう作られたバイクです。

 ヤマハ独自の言い回しであるスポーツヘリテージは、クラシカルなスポーツモデルに最新のテクノロジーを調和させた新しい伝統(ヘリテージ)を提案するモデルとのこと。このようにネイキッドバイクと一口に言っても種類はさまざまです。

ホンダの原付二種レジャーモデル「モンキー125」ホンダの原付二種レジャーモデル「モンキー125」

 次はファンバイクです。レジャーバイク、ミニバイクと呼ばれたりもするこのジャンルは、街乗りはもちろん、オフロードやレジャーなどでも楽しめる趣味性の高いバイク。コンパクトな車体ながら鋭い走りも楽しめるのも魅力です。ファンバイクとして挙げられるものには、ホンダの「ダックス125」、「モンキー125」、「CT125・ハンターカブ」、「クロスカブ110」などがあります。

 また、ホンダのスーパーカブシリーズの最上級モデル「スーパーカブ C125」は、スポーティーな走りを楽しめ、アウトドアシーンでも十分に能力を発揮するため、ファンバイクと捉える人もいます。スーパーカブはコミューター、ビジネスバイクとしての要素を持ちながら趣味性も高く、明確にジャンル分けをするのが難しい面も。「もはやカブシリーズがひとつのジャンル」と考えるライダーも多いようです。

ヤマハの原付二種スポーツバイク「YZF-R125」ヤマハの原付二種スポーツバイク「YZF-R125」

 スーパースポーツは、フルカウルタイプのバイクで、サーキットでの走行も考慮して作られた走りに特化したバイクです。速さを追求しているため、シートは高くハンドルも低めに設計され、ライディングポーズは前傾姿勢になります。

 各メーカーが特に力を入れているカテゴリーでもあるため、最先端の技術や高品質、高性能なパーツが惜しげもなく投入されています。そんなスーパースポーツが原付二種にもあり、例えば、ヤマハの「YZF-R125」、スズキの「GSX-R125 ABS」がその代表例です。

 オフロードバイクは、名前の通り、山道や林道など舗装されていない道を走ることを想定して作られたバイクです。スリムで軽量な車体にゴツゴツとしたタイヤが特徴で、地面からの衝撃を吸収するためサスペンションは長く、底面は障害物と接触しないよう上げられているため、シート高も高いのが特徴です。原付二種では、ホンダの「CRF125F」、「CRF110F」や、カワサキの「KLX110R」があります。

2024MotoGP日本グランプリのパドックにライダー移動用として用意されたヤマハの原付二種電動スクーター「E01」2024MotoGP日本グランプリのパドックにライダー移動用として用意されたヤマハの原付二種電動スクーター「E01」

 最後はスクーターです。スクーターは、原動機が座席の下、そして前方に足踏台のある、車輪の直径が22インチ以下であるような二輪自動車を指すとされています。毎日の通学、通勤やちょっとした街乗りに最適です。代表的なスクーターには、ホンダの「PCX」、ヤマハの「NMAX」、スズキの「アドレス125」などがあります。また、ホンダの「ベンリィe:Ⅱ」、ヤマハの「E01」など、電気で走る電動スクーターも身近になってきています。

※ ※ ※
 
 原付二種には、気軽に普段着で乗れるスクーターから本格的なスポーツ走行を楽しめるスーパースポーツまで幅広いジャンルのバイクが揃います。小排気量クラスらしく軽量、コンパクトな車体も多いため、初めてのバイク選びに悩む初心者ライダーにもおすすめです。

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