新潟県内の雪と雨は？ 強い寒気が居座り大気の状態が不安定 15日以降は再び冬型に…【3時間ごとの雨雪シミュレーション・11日正午更新】

BSN

大雪のピークは越えましたが、3連休初日の11日は強い寒気が居座り、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。新潟地方気象台は、県内では11日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けています。なお、15日以降は冬型が強まり、荒れた天気となりそうです。

気象台によりますと、11日は冬型の気圧配置が次第に緩むものの、北陸地方の上空およそ5500メートルにはマイナス33度以下の強い寒気の流入が続く見込みだということです。そのため、新潟県は大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達する見込みだとしています。
気象台は、新潟県内では11日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。

また新潟県内の大雪はピークを越えたものの、11日は引き続き雪や雨が降る所がありそうです。

雪の予想

▼11日午前6時～午後6時までに予想される12時間降雪量（多い所）
　中越の山沿い　　　　　　20センチ
　上越・下越の山沿い　　　15センチ　　
　上越・中越・下越の平野　10センチ
　上越・中越・下越の海岸　5センチ
　佐渡　　　　　　　　　　5センチ

▼11日午後6時～12日午前6時までに予想される12時間降雪量（多い所）
　下越の山沿い　　　　　　15センチ
　中越の山沿い　　　　　　10センチ
　中越・下越の平野　　　　10センチ
　上越の山沿いと平野　　　5センチ
　上越・中越・下越の海岸　5センチ
　佐渡　　　　　　　　　　5センチ

今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、きょう11日の雪や雨の範囲は次第に少なくなっていきそうです。12日は、新潟県内は一部で雨や雪が残りそうですが、おおむね晴れの予報となっています。新潟市と五泉市では「二十歳の集い」が行われますが、天気の大きな崩れはなさそうです。ただ、朝晩は冷え込む見込みですので、暖かくしてお過ごしください。

一方、13日から14日にかけては、所々で雨や雪となり、強く降る所がありそうです。なお、15日から16日頃は冬型の気圧配置が強まるほか、低気圧の影響を受ける見込みで、気象庁は北日本から東日本の日本海側を中心に荒れた天気となる所があるとしています。今後の気象情報に注意するようにしてください。