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凱旋帰国の山崎貴監督、オスカー快挙は「ゴジラのおかげ」 浜辺美波がサプライズ祝福!

cinemacafe.net / 2024年3月12日 21時9分

第96回アカデミー賞で、邦画・アジア映画として初めて視覚効果賞に輝いた『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督が3月12日(火)、授賞式が行われた米ロサンゼルスから帰国し、羽田空港で凱旋記者会見を実施した。


会見場に、オスカー像を手にして現れた山崎監督は「想像をはるかに超える重さで、ビックリしました」とその重みを改めて実感。授賞式当日のプレゼンターは、アーノルド・シュワルツェネッガーと、ダニー・デヴィートが務め、「まさか、ターミネーターに(名前を)呼ばれるとは」と喜びを語った。


改めて「最高の結果になった」と安どの表情を見せ、「僕のつたない英語のスピーチを、がんばれという感じで見守ってくれて、めちゃくちゃ温かった」と授賞式の雰囲気をふり返った。


「視覚効果賞はある意味、ハリウッドの聖域だったが、ずっと(VFXを)やり続けて、あの場所に立てたのが、とてもうれしい。完全にゴジラのおかげですね。ゴジラがワールドワイドで大スターであることを、改めて思い知らされた。ゴジラのVFXだから、あの場所に立てた」(山崎監督)


記者から「ハリウッド大作と戦える自信になったか?」と問われると、「全然思わない」と即答。「もぎ取りに行くのはまだまだ。いろんな条件が重なり、賞をいただいたので、ラッキーパンチのようなもの」と語った。その上で、「視覚効果賞は、VFXがいかに物語に貢献しているかが大事とされるようなので、VFXが生み出したゴジラの恐怖感と絶望感が、お話に貢献したのでは」と勝因を分析していた。


また、今回の快挙で「今後の日本映画の作り方が変わるかもしれない」と話し、「日本人キャストが出演する映画が、北米で字幕上映され、興行的に結果が出るのであれば、それを見据えて、製作費が潤沢になる可能性は広がる」と展望を語った。


受賞スピーチでは、「40年以上前『スター・ウォーズ』『未知との遭遇』を観て、ショックを受けて、この道を志した」と語っていた山崎監督。会見で「中学生だった、当時の自分に何か伝えたいことは?」と質問されると、「生意気で何でもできると思っていたから、『ゴジラ』を撮ったと言えば信じるかもしれない。でも、オスカーをとったと言えば、『あっ、そうっすか』って変なおじさん扱いするかも(笑)。でも、『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』にメロメロになった自分には感謝したい」と少年のように、瞳を輝かせた。


今後については、「賞を目指す映画はあんまり好きじゃないので、そういうことはあまり考えず、自分が作りたいものを徹底的に作れば、もしかすると道が開けるかも。ここを到達点にせず、ここを出発点にしたい」と決意を新たにしていた。


会見には、山崎監督とともにオスカー像を手にした渋谷紀世子(VFXディレクター)、高橋正紀(3DCGディレクター)、野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)が同席。会見の最後には、本作のヒロインを演じた浜辺美波(大石典子役)がサプライズで駆けつけ、「本当におめでとうございます」と快挙を祝福。オスカー像を手にすると、「重たい! 生で見られる日が来るとは」と感激していた。





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