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日曜劇場「アンチヒーロー」注目はゴールデンレトリバー・ミル 長谷川博己が示唆「かなりのキーマン」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月6日 17時17分

 「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」が6日、TBS本社で開催され、日曜劇場「アンチヒーロー」(4月14日スタート)から主演の長谷川博己をはじめ、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、林泰文、長谷川演じる主人公の弁護士事務所にいるゴールデンレトリバー・ミルが出席。謎多き物語だが、長谷川は「愛犬のミルはかなりのキーマンなんですよ」と思わせぶりな発言をしていた。

 「アンチヒーロー」は、依頼人が100パーセント有罪でも無罪を勝ち取る危険な弁護士(長谷川)を通して、視聴者に正義は何なのかを問いかける逆転パラドックスエンターテインメント。主人公である弁護士の法律事務所には、北村、堀田が演じる同僚弁護士、大島と林ふんするパラリーガルのほかに、ゴールデンレトリバーのミルがいる。作品紹介VTRでも、数々の名優が出演するなかで「ミル」を“隠れた名優”と表現している。

 VTRには、長谷川がミルとじゃれている姿も映し出されたが「僕が結構エサをあげていたので……」と懐いている理由を明かすと、堀田は「ミルがNGを出しているところを観たことがないんです。本当に完璧。カメラワークが分かっているのかなと思うぐらい」と絶賛する。

 大島も「事務所のシーンに必ずいるんですよね」と話し出すと「長谷川さんのワンカットなのかなと思うと、横にカメラを観ているミルがいる。カメラ目線もできるんですよ」と名俳優ぶりに舌を巻く。この言葉通り、この日も壇上で終始穏やかに長谷川の足元に座っている姿は、大物感を漂わせていた。

 「殺人犯になった時点であなたの人生は終わります。仕方ないです、人殺しをしているのですから。私があなたを無罪にして差し上げます」という長谷川のセリフから始まる本作。終始緊張感のあるシーンが続くなか、ミルが映ると画が和む。

 物語の全貌は「ネタバレが絶対できない」というほど登壇者からは内容については語られなかったが、そんななか長谷川は「ミルは物語のキーマンなんですよ」と冗談ぽく語るように、その存在は物語が進むうえで、大きな一つの見どころになっていくかもしれない。(磯部正和)

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