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プロポーズした相手は死刑囚…柳楽優弥x黒島結菜『夏目アラタの結婚』実写映画化、『SPEC』堤幸彦が監督

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月19日 5時0分

 漫画「医龍-Team Medical Dragon-」などで知られる乃木坂太郎のベストセラーコミックスを実写映画化した『夏目アラタの結婚』が、9月6日に全国公開されることが決定し、特報とティザービジュアルが公開された。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる獄中サスペンスで、主演を柳楽優弥、ヒロインを黒島結菜が務める。監督は「TRICK」「SPEC」シリーズなどで知られる堤幸彦が担当した。

 「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された原作漫画は、累計発行部数240万部を記録。「次にくるマンガ大賞 2020」U-NEXT特別賞コミックス部門を受賞し、世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティーサイト「MyAnimeList」でも紹介されるなど、国内外から高く評価されている。

 “品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタは、突如“獄中結婚”を申し出る。

 声優・緒方恵美がナレーションを担当した特報では、主人公のアラタ(柳楽)が「俺と結婚しようぜ」と連続殺人犯の真珠(黒島)にプロポーズする言葉から幕を開ける。獄中結婚を申し込まれた真珠は、ガラス越しにアラタに迫りながら「もう絶対離れないから」と恐ろしい目つきでアラタを見つめると、ガタガタの歯を出しながらピエロさながらの不敵な笑みを見せる。

 柳楽は、映画『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を史上最年少で受賞し、その後も『浅草キッド』やドラマ「ガンニバル」などで確かな演技力を披露してきた。本作では、今まで自身が演じてきていないタイプの難役に挑む。さらに、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを務めた黒島は、死刑囚役で新境地に挑戦。大きな特徴となる真珠の“ガタガタの歯並び”は、スタッフと共に5か月かけて再現し、原作のイメージに沿った衝撃的な姿に変貌している。

 柳楽、黒島、堤監督、原作者である乃木坂のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

柳楽優弥(夏目アラタ役)

脚本を読ませていただき、夏目アラタというキャラクターは今まで自分が演じたことがない役柄だなと感じました。同時に、スリリングなストーリーを含めた作品そのものに魅力を感じ、是非にとオファーを受けさせていただきました。現場では堤幸彦監督を筆頭に「いい作品にしたい」という高揚感を常に保ちながら、毎日撮影に集中することができました。アラタが対峙することになる真珠は、狂気と底知れない怖さをあわせ持つ連続殺人事件の容疑者であり死刑囚です。黒島さんが魅力的に、そしてとてもかっこよく演じられていたので、一緒にお芝居をするのがとても楽しかったです。この作品は「もしかしたらありえるかもしれない…」という、ファンタジーとリアリティーのギリギリのラインを攻めているところが個人的にはすごく面白いなと感じています。アラタと真珠がどんな結末を迎えるのか。是非ご期待ください。

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