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塩野瑛久、初大河「光る君へ」で龍笛に苦戦 「吹けば吹くほど音が出なくなる」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月29日 5時0分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で、66代一条天皇を演じる塩野瑛久(しおの・あきひさ)。念願かなっての大河初出演となった本作で帝を演じるなかで管楽器・龍笛に挑んだ感想や、苦戦したという平安時代特有のセリフ回しなど、撮影の裏側を語った。

 大河ドラマ第63作となる本作は、平安中期の貴族社会を舞台に、のちに1,000年の時を超えるベストセラーとなる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を、「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルとも言われ、平安貴族社会の最高権力者となる藤原道長(柄本佑)との関係を交えて描く。

 スーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」の立風館ソウジ/キョウリュウグリーン役で注目を浴び、近年も「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」(2022)や「バツイチがモテるなんて聞いてません」「かしましめし」「天狗の台所」(共に2023)、今秋放送が控える「連続ドラマW ゴールデンカムイ −北海道刺青囚人争奪編−」などドラマ出演が相次ぐ塩野。「光る君へ」で演じるのは、道長の甥で、幼くして即位した一条天皇。塩野は、出演が決定したときの心境を「今まで何回も朝ドラや大河ドラマなどNHKさんの作品でオーディションを受けているのですが、受かったことがなかったので今回出演のお知らせを聞いた時はびっくりしました」と思い返す。

 一条天皇はわずか7歳で即位。元服して20日後に道隆(井浦新)の長女・定子(高畑充希)が入内。年上の定子と固い絆を育んでいくが、のちに道長の長女・彰子(見上愛)も入内し、世継ぎをめぐる政争に巻き込まれていく。撮影前や撮影中に脚本を手掛けた大石静と会う機会もあったと言い、その際の言葉が励みになったという。「定子に対しては弟とも少し違いますけど、甘えるような。彰子に対してはややお兄さん的立ち位置で、といった大まかな方向性のお言葉をいただきました。撮影に入るまではそれ以上のことはおっしゃっていなかったのですが、リハーサルにお見えになった時にアドバイスをいただいて。すごくありがたかったです。つい最近もお会いする機会があったのですが、編集段階の映像をご覧になって“ちょっと心配してたけど全然問題ない。すごくいいじゃない!”と言っていただいて、嬉しかったですね」

 帝役とあって座した状態で芝居をすることが多く、制限された動きの中で芝居をする難しさがあったという塩野。とりわけ悩んだのがセリフ回しだ。

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