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斎藤工、『シン・ウルトラマン』出演後の変化 大阪コミコンで実感した“共有する”喜び

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月11日 9時2分

 俳優・映画監督として活躍する斎藤工が、3日から5日までインテックス大阪にて行われたポップカルチャーの祭典「大阪コミックコンベンション2024」(略称:大阪コミコン2024)のアンバサダーを務めた。会期中はステージイベントに多数出演し、会場のブースにも積極的に足を運ぶなど、アンバサダーとしてコミコンを盛り上げた斎藤がインタビューに応じ、会場見学やファンとの交流を通して気づいたコミコンの魅力などを語った。

 今年で2回目の開催となった「大阪コミコン」では、海外から豪華なセレブゲストを招いてのステージイベント、協賛企業によるブース出展、ハリウッド俳優と直接交流できるサイン会や撮影会などが行われた。3日間の来場者は、前年を上回る6万1,828人を記録し、大盛況のうちに幕を閉じた。

 コミコンといえば本場アメリカ・サンディエゴのイメージが強いが、斎藤は「日本もコミックなどの文化に深い歴史があるので、日本での開催が後乗りというわけではなく、素地ができたベストなタイミングで、東京や大阪でコミコンが開催できるようになったと思います」と日本のコミコンの可能性について語る。「日本のポップカルチャーが海外セレブの方たちにも愛されている中、コロナ禍もあり、映画のキャンペーン等での来日が少なくなっていました。たくさんのセレブたちが好奇心を持って集まってくれるコミコンは、 今だからこそベストなのです」

 斎藤は会期中、積極的に出展ブースを見学したり、一般来場者との握手や声かけに応じるなど、アンバサダーとして多くの人と触れ合った。ステージイベント出演と並行しながら、出展者やファンと密にコミュニケーションを取ることは異例ともいえる。

 ブースには「コミコンでの思い出を形にして、月曜日からまた頑張れる」活力が宿ると斎藤は熱弁する。「作品の世界と僕を含めた観客がつながるグッズを、企業さんが創意工夫して作っています。コミコンに来たことで、リアルな時間の中でも背中を押してもらえる、日常生活の彩りが豊かになる。コミコン会場に好奇心を持って集まる人たちの波動がものすごく心地よく、原点回帰といいますか、エンターテイメントの本質を改めて教えてもらえた感じがしました」

 コミコンは映画・アニメ・コミック好きが集まり、共通の話題をきっかけにつながる場所でもある。一映画ファンである斎藤も「僕はカルト映画が好きで、自分のバイオグラフィーを見ても、ジャパニーズカルトに自分の原点があると思っていて、普段から『自分はこれが好き』と表現できる機会が少ないんです。 B級ホラーとかも大好きで、『トレマーズ』『ブロブ/宇宙からの不明物体』『ヒドゥン』といった映画に熱狂していたので、共通の話題でコミュニケーションを取れる人と共有することが一番の喜びだというのは、コミコンに参加して思ったことです」と目を輝かせる。

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