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ノーマン・リーダス、「ウォーキング・デッド」を離れたくなかった 15年かけて築いたダリル&キャロルの特別な関係

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月21日 7時10分

 だからこそ、「ウォーキング・デッド」本編最終話の二人のシーンは感動的で、キャストやクルーに別れを告げましたが、同時にこれから向かう先の伏線でもありました。あの会話は、もう二度と会えないという意味ではありません。ですが、撮影現場では涙がこみ上げてきました。カメラに映っていない人も号泣していました。

Q:ダリルとキャロルは「ウォーキング・デッド」シーズン1から登場する数少ないキャラクターですが、二人の関係性はどのように捉えていますか?

 ダリル&キャロルの関係性は特別です。二人の役者が長い時間をかけて構築してきた、とてもユニークなキャラクターです。私とあなた(インタビュアー)がカメラの前で仲良く話していますが、実際は今さっき会ったばかりです。私とメリッサはそうではなく、お互いの考えを理解できるほど、15年かけて関係性を積み上げてきました。二人一緒のシーンでは、お互いの意識を高めてくれます。あの距離感でメリッサと演技ができたことはとても光栄なことです。私たちはプロデューサーでもあるので、どうすればうまくいくか理解できていますし、試行錯誤しながら仕事ができる。とてもいい関係性です。

「ウォーキング・デッド」を日本で撮ってみたい

Q:「ウォーキング・デッド」ユニバースは、「ダリル・ディクソン」など複数の後日譚スピンオフで世界観が拡大しています。

 今、まさに現在進行形で動いているところです。私たちが思い描いたとてもユニークなことが現実になっていて、「ウォーキング・デッド」の中でも異なるスピンオフが誕生しています。私たちの場合はフランスを舞台にしたインディペンデント映画風の作品で、その方向をシーズン2でも継続しています。AMC(ドラマの放送局)がこの作品を観た時、他とは違う作風で、とても満足してくれました。

Q:「ウォーキング・デッド」ファンは、主要キャラクターが再び集まる作品を望んでいます。

 それに関しては、私もわかりません。スコットは全員をまた集めようとしていて、実現に向けて話をしていますが、私は何も知りません。私は、シェーンやメルルといった過去のキャラクターも登場する世界観が見てみたいです。おそらく、別ユニバースの話になると思いますが……。

Q:日本を舞台にしたスピンオフにも興味がありますか?

 もちろん、「ウォーキング・デッド」を日本で撮ってみたいです。ですが、とてもキレイな日本の街を破壊してしまうことになります。パリの人たちも、「なんてこった。何を破壊したの?」と反応して、私たちはきちんと元通りにしていました。とても興味深い話ですが、日本を火の海にすることになります(笑)

Q:日本といえば、「DEATH STRANDING」でタッグを組んだ小島秀夫監督が「ダリル・ディクソン」のセットを訪問したそうですね。

 ヒデオもパリまで来てくれました。ただ、彼が見学した時は私がただ車を運転するだけのシーンだったので、「ごめんよ、見学するには物足りなかったかもしれない」と謝りました(笑)

「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン1(全6話)はU-NEXTにて独占配信中

(c)2023 Stalwart Productions LLC.

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