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『デッドプール&ウルヴァリン』加瀬康之&山路和弘が生み出す化学反応 ディズニー映画でR指定ノリ全開「爽快でした」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月23日 7時10分

 マーベル屈指の破天荒ヒーロー・デッドプールと『X-MEN』シリーズで活躍した不死身のヒーロー・ウルヴァリンが、マーベル・スタジオ劇場公開最新作『デッドプール&ウルヴァリン』でタッグを結成。日本語吹替版では、過去シリーズと同じく加瀬康之(デッドプール役)と山路和弘(ウルヴァリン役)が声を当てている。世界最速公開前にインタビューに応じた二人が、長年担当する両ヒーローの魅力や、最新作の見どころを語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

ウルヴァリンまさかの再登場「え、もう1回!?」

Q:(加瀬さんへ)ライアン・レイノルズ演じるウェイド・ウィルソンの吹替は、2009年公開の映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』から担当されています。

加瀬康之(以降、加瀬):『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』ではデッドプールではなく“ウェポンX”と呼ばれていて、ほぼしゃべっていないんです(笑)。おしゃべりなウェイドが、口を縫われているので……。『デッドプール』1作目は「20世紀フォックス(現:20世紀スタジオ)さんでライアンの日本版声優を担当していた加瀬さんにお願いしたい」と依頼を受けて決まったので、当時は責任重大だと思っていました。

Q:デッドプールにはどういったイメージをお持ちですか?

加瀬:ハチャメチャな傭兵、適当なヒーローです。(『デッドプール2』で)1回身体がバラバラになったこともあって……。

山路和弘(以降、山路):それどういうこと?(笑)

加瀬:デッドプールの彼女が死んで、「俺はもう生きている意味がない」って自分の部屋に爆弾をたくさん置いて、その上に寝そべってタバコを吸ったまま爆発したんです。首も胴体もバラバラになって、それでも死ななくて……それでいて適当&敵を殺しまくるヒーローってすごいですよね。

Q:(山路さんへ)ウルヴァリンの物語は『LOGAN/ローガン』で一旦幕を閉じましたが、本作で奇跡のカムバックを果たしました。再び日本版声優のオファーを受けた時の心境は?

山路:「え、もう1回!? どうすんの!?」です(笑)。『LOGAN/ローガン』でピタリと0になって終わったのに、「戻れるかよ!」というのが正直な心境でした。

ディズニーでR指定「結構すごいセリフを言っちゃっています(笑)」

Q:(加瀬さんへ) デッドプールは第四の壁(注:舞台と客席を隔てる架空の壁)を破壊して観客に語りかける特性を持っていますが、アフレコではどういった意識で演じられていますか?

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