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柄本佑「光る君へ」の次なる一手はアニメ声優!人の心を動かすモノづくりの原点を語る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月7日 7時15分

 昨年放送の大河ドラマ「光る君へ」の藤原道長役が話題沸騰の柄本佑。約1年半にわたって同作に心血を注いだ柄本の次なる作品が、日本語吹替え版の声優として参加したドリームワークスのアニメーション映画『野生の島のロズ』(公開中)。第97回アカデミー賞で長編アニメ映画賞・作曲賞・音響賞の3部門にノミネートされている。本作は、主人公のロボットが与えられた使命以上のチャレンジをすることで成長し、思いがけない奇跡が生まれていくストーリーだが、柄本が俳優として体験した思いがけない瞬間を振り返った。

 本作の主人公は、無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズ。キツネのチャッカリとオポッサムのピンクシッポの協力のもと、雁(ガン)のひな鳥キラリを育てるうちに心が芽生えていく。監督・脚本を手掛けたのは『リロ&スティッチ』『ヒックとドラゴン』のクリス・サンダース。日本語吹替え版では主人公のロズを綾瀬はるか、キラリを鈴木福、ピンクシッポをいとうまい子が担当。柄本は、チャッカリの声を担う。

 柄本がアフレコを行ったのは昨年10月頭。「光る君へ」のクランクアップ(10月25日)直前のタイミングとなり、まだ次の作品へ向かう心境ではなかったという。

 「アフレコの頃はまだ髪の毛が長かったですけど、(「光る君へ」の設定のため)髪をそることはもう決まっていて。髪をそったらなかなか他のお仕事もできないので、他の仕事のことはあまり考えていなかったんですけど、この作品に参加させていただいたのは僕自身アニメが好きで、シンプルに作品がとても面白かったから。お話をいただいてからテストの声録りがあって本国からのチェックバックがあって決まった感じです。声優の方々にリスペクトもあるので、自分がやらせていただくこと自体は非常に緊張感がありハードルは高いんですけど、やってみたいという気持ちが勝りました」

 これまでアニメーション作品の日本語吹替えでは『シチリアを征服したクマ王国の物語』(2019・旅芸人と魔術師の二役)、『犬王』(2021・足利義満役)などの経験がある柄本が、本作ではキツネ役。演じるチャッカリは、ずる賢く臆病な性格で島のハズレ者。最初はロズを警戒するが、徐々に彼女の存在を受け入れ友情を育んでいく。アフレコでは英語版のペドロ・パスカルの声をなぞるのではなく現場で生まれたことを大事にしたといい、その結果、想定外のシーンが生まれることもあったそうだ。

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