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「べらぼう」平蔵役・中村隼人、横浜流星の見得アドリブに仰天!舞台共演を経て育んだ絆明かす

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月9日 20時43分

 6回のラストで蔦重は平蔵に、鱗形屋に危険が迫っていることを知りつつも忠告しなかったこと、心の中で鱗形屋に取って代わりたいと思っていたという罪悪感を打ち明ける。落ち込む蔦重に、平蔵は「濡れ手で粟」「棚から牡丹餅」の諺をアレンジした励ましの言葉をかけて“かっこよく”去る。実は、この日は初めてシケ(額から出たほつれ毛)のない平蔵となる。

 「仕事になるとシケをしまうんですよね(笑)。その前までは、演出の方からとにかくシケを使ってほしいと言われていたのですが、シケがないのが初めてだったんです。だからどうしようかとなった時に、演出の深川(貴志)さんが“自分で言ったことに、自分で酔っちゃって笑うっていうのはどうですか”と提案してくださって。じゃあちょっとやってみますと、“俺いいこと言っちゃったわ”みたいな雰囲気を匂わせてニヤリとして去っていく流れになりました(笑)」

 平蔵の粋な励ましによって前を向く蔦重だったが、二人の関係について横浜とは「劇中で最も気を許せる間柄」と話しているという。

 「クランクイン前と今も変わっていないことで言うと、平蔵は親の七光で仕事をしているだとか、周囲からやっかみを受けて肩身の狭い思いをしている中で、蔦重が一番歳が近くて理解者というか、気が許せる存在だと思っています。かたや蔦重も吉原の過酷な状況で生まれ育った中で気を許せる相手だったのが平蔵なのかなと。こういう話をクランクイン前にしていて、お互い特別な関係というか立ち位置に見えればいいねと。撮影が始まってからは、ことに蔦重や平蔵が環境によって孤独になればなるほど2人の繋がりは強いのかなっていう話はなんとなくしました」

 二人の関係はまだ始まったばかり。史実ではいずれも名を残す人物となる二人だが、それぞれの人生がどのように交錯していくのか、楽しみに見守りたい。

 なお、2月15日、16日にNHK総合で「べらぼう」初回から最新話までを一挙再放送。第1回から3回までを15日午前0時45分~3時15分、第4回から6回までを16日午前0時10分~2時25分に放送する。それぞれ放送後、NHKプラスで配信される。(編集部・石井百合子)

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