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司法試験にまさかの一発合格!? ずるい勉強法とは…「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.2

ココロニプロロ / 2018年5月24日 11時45分

僕は2浪して大学に入ってるから、勉強で苦しんだんですよ。大学入試の数学は、結局40点しか取れなかったし、浪人時代を含め、6年間勉強して「勉強の才能はないんだな」と思っていました。

そのまま勉強して、10年、20年かかっても司法試験に合格できない、となると大変ですよね。お金がなくて予備校にも行けなかったですし。
そんなとき、「まずは“勉強方法”から勉強してみよう」と思ったんです。その考えが人生を変えました。

なぜ勉強方法から勉強しようと思ったか、記憶が定かではないのですが、本屋さんに行って勉強法の本を片っ端から読んだら、勉強法ってたくさんあるんだな、とわかりました。

勉強法の極意は「いかに短時間で結果を出せるか」なんですけど、いろいろな勉強法を学んでいくうちに、無駄な方法もあるんだ、ということに気づいて。とにかくムダな勉強法を止めていったんですよ。

その中で、僕が出した結論は「答えから見ていこう」という勉強法。答えから暗記していけば、短時間で、一番効率よく結果を出せるんじゃないかと思ったんです。

そちらの方法を紹介しているのが、僕の『ずるい勉強法』『ずるい暗記術』(共にダイヤモンド社)という著書です。そんなふうに自己流の勉強法を編み出して、司法試験を突破しました。

最初は長時間、勉強していましたが、この勉強法を編み出してからは1日数時間。普通の人の3分の1くらいの勉強時間だったと思います。



◎ずるい暗記術の極意
当時は1週間に1回、1日かけて本を100冊読む日を作ろうと決めていたんです。本を手に取り、パラパラめくる日ですね。人間って視覚的な効果が強いので、めくるだけで、気づいたら勝手に脳にインプットされているんですよ。

それが、試験などでひらめきのように結びついて出てくることがあるんです。視覚記憶って言うんですけど、そういう訓練もしていましたね。

それから、ちゃんと考えること。例えば「この法律って何であるんだろう?」という問いについて、目的・必要性からしっかり考えます。
この法律はこういう理由から生まれた。だからこう解釈して、このような結論になるんだ、としっかり考えることも大事なので。

散歩しながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながら、ご飯を食べながら、寝ながら、常に「何で?」って考えるんです。

仕事も同じで、結果が出る人間には、結果が出る人間の行動と思考方法があります。もし頑張っても結果が出ないなら、結果の出る人間から学び、その真似をしながら、何で自分は結果を出せないんだろう?と考えることが大事です。

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