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司法試験にまさかの一発合格!? ずるい勉強法とは…「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.2

ココロニプロロ / 2018年5月24日 11時45分

そうすることで、その人も結果を出せるようになっていくはずです。常に他人から謙虚に学ぶ、真似るという姿勢はすごく大事だと思います。

◎モチベーション維持の秘訣は?
自分の夢や情熱をちゃんと持ち、語り続けること。夢というのは形式的な欲求と本能的な欲求が大事だと思っていて、僕の場合、本能的な欲求は「人にモテたい」だったんです。
キレイな女の子と付き合いたい。まあ、モテない男の発想ですね。

形式的な欲求は「人助けをしたい」。自分の本能的な欲求と形式的な欲求を組み合わせることによって、これが僕のエネルギー源になったのかな、と。この2つの欲求があったからこそ、ずっと動き続けられたんだと思っています。

こういった欲求に向き合うことが大事なんです。かっこつけない欲求ですね。人間って誰でも必ず欲求があるんですよ。

「幸せになりたい」でも「お金持ちになりたい」でもいいんですけど、その自分の欲求と向き合うこと、それを表に出すことが大事です。

人に馬鹿にされても、下世話と言われても、それが本能的な欲求ならモチベーションを高める最大の要素になるんです。そこから逃げちゃいけないと思います。

Q.7 司法修習生時代のことを教えてください


司法修習とは、司法試験に合格した人が1年間受ける研修です。はじめの8ヶ月は各都道府県に散らばって、裁判所、検察庁、弁護士事務所の研修を受けます。その後、埼玉の和光で2ヶ月研修して、最後にもう1回試験を受けました。これが通称「2回試験」と呼ばれるものです。

弁護士事務所でお世話になった場合、弁護士の先生が立たれる裁判を見学したり、実際の記録を見て勉強したり。裁判所に行けば、実際の事件に携わって裁判官と一緒に勉強します。検察庁に行ったら、取り調べを経験したり、司法解剖の立会いをしたりします。あとは刑務所の見学も。そういった、いろいろなことを経験させてもらいましたね。

だけど自分にとっては最悪と言っても過言ではない1年間でした。集団行動が合わなかったんです。人を引っ張るのは好きだけど、誰かの下で集団行動をするのは苦手だったみたいで。

弁護士事務所でお世話になった先生は今でも本当に尊敬していますが、その他の研修先の一部の担当官ととにかく相性が悪くて、しょっちゅう怒鳴られたし、焼肉の焼き方、シュークリームの食べ方まで違うと長時間にわたり説教されたり、いま思えばあれこそが「パワーハラスメント」ですね。地獄でした(苦笑)。

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