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テレビはNG…俗世間から一線を置く神職修業時代~「楽天的な男」歌う神主・壮紫【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1

ココロニプロロ / 2018年6月21日 15時0分

あとは、私のおじさんが警察官だったこともありますね。男の子にとってはあの制服がカッコいいわけですよ。敬礼のポーズも凛々しく見えました。しかも正義の味方なわけですから、小さな男の子は憧れてしまいますよね。

Q.3 学生時代はどんなふうに過ごしていましたか?


小学校、中学校ともにずっと野球少年でした。野球が大好きで、中学校の頃は主将をやらせてもらっていました。熱中して毎日、野球をしていましたね。

大学時代は、もう神社のことばかりの日々でした。というのも、神社に住み込みで修行をしながら学校に通っていましたので。

Q.4 神職を目指す場合、どんなことを学ぶのですか?


日本には神道を学べる大学が2つあります。関東なら私が通った国学院大学。西日本であれば皇學館大学がありまして、その2校のいずれかに通うと神職の資格を取得できます。

よく「神主さんって資格があるんですか?」と聞かれるのですが、もちろん我々も資格を持っています。神職としての心構えや作法なんかを、全て学んだうえで資格をいただくということですね。

Q.5 修行の内容を教えてください


まず、神主になる人は、基本的に家が社家(しゃけ)なんです。社家というのはもともと神主の家柄だとか、実家が神社であるとかね。そこから神職になるパターンが一番多いんです。

そして大学卒業後は、何年か大きな神社でご奉仕をし、ある程度、神職としてのスキルなどが身についたら、実家に帰るという流れが非常に多いですね。ほとんどの方はそうではないかと思います。

ちなみに私は、浅草にある浅草寺さんの隣の浅草神社で、住み込みで修行をしました。

◎修行期間はどのくらい?
「石の上にも3年」と言いますけれども、だいたい2年ぐらいですね。学生の頃に学校に通いながら、まず2年間修行をして、あとはまたほかの神社に勤めて、というかたちになります。



◎修行は必須?
資格を取るためには、神社での実務の経験が必須なんです。学生時代に修了していなくても、結局は卒業後にどこかの神社で住み込みでご奉仕をして、修了するという流れになりますね。

◎実家の神社で修行するのではダメ?
実家の神社だと修行にはならないですよね。身内ばかりなので、甘えが出てしまう可能性もありますし。ですから、やっぱり外に出て修行してくるというのが一般的です。

◎ステータスはありますか?
ありますね。神主の世界でも、修行が非常に厳しいとされる神社もあるわけです。そういう神社の出ならば、「なんでもできちゃうよね」という見極めにはなるでしょうね。

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