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テレビはNG…俗世間から一線を置く神職修業時代~「楽天的な男」歌う神主・壮紫【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1

ココロニプロロ / 2018年6月21日 15時0分

その後、9時ぐらいにお札やお守りを頒布している社務所が開きます。それと同時にご祈願の受付が始まって、ご依頼が入れば、その都度ご祈願をします。

神様事自体が、日が昇ってから沈むまでとされていますから、だいたい夕方の5時、夏場だと6時頃に閉門となり、大きな御扉を閉めて終了となります。



神主というのは祭礼が最も大事なので、とにかく御社殿での一般のご祈願であるとか、そういった祭儀をしているわけですね。裏方のことは事務の人や巫女さんたちがやってくださいます。

◎基本的にNO残業
閉めたらすぐに着替えて帰ります。一般の企業だと残業がある所も多いようですが、神社は特に残業はありませんね。まあ、お正月などの繁忙期を除けば残業というのは基本的にありません。

◎神職はお休みが少ない
一般的に、神社の休みは月に4日程度です。泊まり込みもあったりしますから、休みはかなり少ないですね。1週間、1日も休みがないときもあります。

仮に休みを選ぶとしたら、仏滅の日に休むというのはありますね。なぜかと言うと日本では、大安の日に結婚式を挙げたり、仏滅の日はお祝い事を避けたりする習慣がありますでしょう?

これは実は、神社とは一切関係がないんですね。でも、参拝者の方が気にされるため、我々もこちらに左右せざるをえないわけです。

ですから、仏滅だと神社は暇だったりするんですよ。それが、おおよその休みの目安にはなります。ただ、土・日曜日は基本的に休みはありません。土・日明けの月曜日は休みのことが多いですね。

Q.9 神主の仕事に定年はありますか?


会社組織に値するような大きな神社であれば、65歳が定年となります。けれども、神職としての引退はありません。神の道というのは生涯を通しての道ですから。

Q.10 神主の職務で大変なことは?


常に律することではないでしょうか。人間、どうしても甘えだとか、楽な道を選びがちですが、神社に身を置く神職としては、常に自分を追い込む姿勢が大事だと思います。これは学生時代の修行のときに先輩にたたきこまれたことです。

もし手が空いているのであれば掃除をする、常に神様にご奉仕をする、神様のことを考えて行動する、というのがあります。それらをやることが大変というよりは、常に自分をそこまで追い込む、律することが大変かもしれませんね。

Q.11 職務のどんなところにやりがいを感じますか?


やりがいがあるから続けられるんだと思うんですね。神職として最も大切なのは神様にご奉仕をすることですけれども、実務としては、対人ということが非常に多いわけです。

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