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占いにも新たな風…オンライン鑑定を始めるためのセミナー「占いエールカンファレンス」レポート

ココロニプロロ / 2020年4月24日 20時55分

◎占い師はこれまで以上に必要とされる?


2020年は“水瓶座の時代”であり、「我々は新しい時代に入っている」とのお話しも。12月22日には、水瓶座で木星と土星が重なるグレートコンジャンクションが起こるけれど、これはなんと200年に1回くらいの転換点なのだとか。

その影響で、風が象徴する情報やコミュニケーションなどに重きが置かれる時代が到来しつつあるのですが、実はこのことは、17世紀に伝統的な占星術をリバイバルさせたイギリスの占星術師ウィリアム・リリーの文書に記されていたと言います。

リリーは「風の時代に入ると、学識者が活躍する時代になる」と書き残していて、その例として、数学者、学問の専門家と共に占星術家(アストロロジャーズ)という名称が挙げられているのです。

現代社会において「占い師が世界の中心に躍り出るということではないと思うけれど、人々が困っているときに、科学とは違う形で、新しい知恵と叡智を持って今の出来事を解釈したり、人の心に寄り添ったり。そういうことができる仕事を我々はしているかもしれません」と鏡先生。

つまり、個人鑑定をしている占い師さんは、これまで以上に多くの人から必要とされる可能性があるってことですね。

ただし、今が大変な状況であることは誰しも同じ。だからこそ、不安を抱え、思い悩む人々の最初の受け皿となりうる占い師さんは、「占いがあるから私は強い」と思い込まず、ときにはヘルプサインを出すことも大事。そんなメッセージを送っていました。

■対面占いの現状とこれから
第2部は、原宿の占い館「塔里木」の代表・岸穂子さんと、麻布十番の占いバー「燦伍」オーナーで占い師の千田歌秋さんによる対談です。新型コロナの拡大によって、それぞれどんな影響を受けたか?というところからトークが始まりました。

◎占い館の今とこれから





たくさんの占い師さんが所属する占い館「塔里木」は、専門家に相談しつつ、店舗での対面占いは休業中。電話鑑定を中心としたリモートワークに移行しているそうです。社会情勢が不安なときこそ、占いを受けたいというお客さんも多いため、鑑定の需要はあるとのこと。

これまでは対面占いがメインで電話はサブツールでしたが、今は電話中心なので、占い師さんに電話鑑定に慣れてもらうため、サポートをしているそう。また、ビデオ通話や動画を使っての占いも進めていると話していました。

◎占いバーの今とこれから



一方、「燦伍」は飲食を楽しみ、希望があれば対面占いを受けられるというカフェ&バー。平日夜の外出自粛要請が出てからは客足が途絶え、4月7日の緊急事態宣言を受けて、やむを得ず休業していると言います。

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