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占いにも新たな風…オンライン鑑定を始めるためのセミナー「占いエールカンファレンス」レポート

ココロニプロロ / 2020年4月24日 20時55分

回答者は鏡先生。「僕個人としては予言はしないし、できない」と伝えたうえで、以下のように続けました。

「今回のことはみんなの共通の体験ですが、同時に、個別の体験であるということも忘れてはいけないと思うんです。年齢も立場も異なる多くの人々が、個々にその人だけの形で今の状況を体験しているわけですから。
占い師はそういう個別の部分、その人が何を体験し、どう感じているかっていうところに寄り添うことが大事なのではないかと。そして、ナビゲートしていく……それくらいしかできないんじゃないかなと考えています」

災厄など大きな出来事が起きたとき、ともすると個人の背景や感情は置き去りにされがち。その部分に寄り添い、一人一人の言葉に耳を傾け、エールを送るのが、占い、及び、占い師さんの役割なのかもしれません。

セミナーのラストは株式会社cocoloni代表の挨拶。ここでは「大丈夫は心のライフライン」という言葉が飛び出しました。占いは、いわゆるライフラインではありません。けれども、不安を抱える人々の気持ちを少し軽くしたり、前に進むためのお手伝いをしたりできる存在だ、ということを改めて心に刻むことができました。

■おまけ:スペシャル座談会
セミナーの後は、今回の出席者に加え、占星術家SUGARさんも参加してクローズドの座談会が行われました。トークテーマは「オンライン占いだと、録音・録画されて悪用される場合があるのでは?」という問題や「占い師にできること・できないことの線引き」についてなど。

締めに入ったところで、今後の展望について一人一人コメントしたのですが、そちらも印象的でした。一部、ご紹介します。

SUGARさん「占い師さん自身がハッピーであること、孤立しないこと、バランス感覚を保つことが大切だなと。また、寂しいからといって無闇につながるのではなく、自分なりの孤独を確立する、というコミュニケーションも必要だと思います」

千田さん「占いも大事ですが、まずは生活することが大事です。心と体を整えなければいい占いはできません。頑張って生きていきましょう」

鏡先生「占いというものは消えてなくなったりしないので、その中で我々がどう生かされるか。そこは半ば、占いの神様に身を委ねてもいいかもしれません」

不安を抱える人々の支えになるためには、まずは占い師さん自身が身も心も健康で、ハッピーでいることが重要なんですね。そして、ときには“あるがまま”に委ねることも必要と……。

とりあえず、合言葉は「大丈夫は心のライフライン」。この言葉を忘れずにいれば、占い師さん自身が笑顔を取り戻し、相談者さんの心に光を灯すきっかけになるのではないかと思います。

活動の場を失い、先行きが不安、この先どうすればいい?と迷っている占い師のみなさんも、オンライン占いを通して新しい神殿作りに参加してみてはいかがでしょうか。このレポートを読んで関心を持った方は、「占いエールカンファレンス」の動画を見ることをおすすめします。


動画:占いエールカンファレンス2020(Youtubeへジャンプします)
今後のイベントの情報などは、cocoloni/ココロニのTwitter @cocoloni_incをご覧ください。

(文=ココロニプロロ編集部)






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