1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

占いにも新たな風…オンライン鑑定を始めるためのセミナー「占いエールカンファレンス」レポート

ココロニプロロ / 2020年4月24日 20時55分



オーナーの千田さんは「対面鑑定が地上を歩く鳥、オンライン鑑定が空を飛ぶ鳥なら、燦伍は歩く鳥ばかりが集まっている場所です。けれど、地上にはコロナという毒麦がまかれ、食べられなくなってしまいました。飛べない鳥が歩ける空中庭園のような場所が欲しい」とのこと。

◎少しでも明るい状況を作っていくために


新しい取り組みを始めつつある占い館、今後の展開を模索している占いバー……どちらも、とても厳しい状況のようです。そういったトークのラストに「塔里木」の岸さんが鏡先生の言葉を引用し、こんなことを話していました。

「これから風の時代に入り、情報・コミュニケーション・知性に重きが置かれる中で、デバイスやプラットフォームなど占いの届け方が変わったとしても、占いの本質は変わらないと思います。占いは世の中が混乱しているときに人の背中を押したり、少しでもほっとする時間を提供できたりする存在。また、占いには、時代の変化に対して差異を理解するための知識があるはずです」

だからこそ、みんなとつながりながらテクノロジーを生かし、新たな神殿を築いていきたいと岸さん。「インターネットが苦手な人も含め、そこを乗り越え、占いの叡智を使って、少しでも明るい状況を作っていければ」という発言から真摯な想いが伝わってきました。

■オンラインでの占い活動
第3部では、株式会社cocoloniで、長年オンライン占いに携わってきた担当者が、オンライン占いについて具体的に解説しました。

話した内容は、こんな感じ。

・オンライン占いとは何か?
・どんな種類があるのか(電話占い、チャット占い、メール占い、ビデオ通話占い)
・活動の仕方は?(個人で活動、会社運営の占いサービスに所属、プラットフォームに登録)
・対面占いとの違い
・占い師のタイプ別の、おすすめの活動の仕方
・オンラインで活動する際に必要なツール

個人で活動する場合と、どこかに所属や登録をする場合のメリット・デメリットなども。かなり丁寧に説明していたので、これからオンラインで活動したい、という占い師さんも参考になったのではないかと思います。

■“大丈夫”は心のライフライン
第4部は質疑応答タイム。「悩みはないけど、占ってほしいというお客さんへの対応の仕方」「昨今の電話占い事情」といった視聴者からの質問に出演者が答えました。

中でも印象に残ったのはこの質問です。

「新型コロナウイルスの影響でどの業種の人も大変だと思います。占術的に見通しを立てていくのが占い師としての一つの役目かと思いますが、目安としての区切りや今後の展開などを占いで出しているでしょうか?」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください