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「恋愛偏差値が低すぎて、このまま歳を取っていくのが怖い」雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第38回

ココロニプロロ / 2016年8月19日 11時45分

それでも、なぜ私は普通の恋愛、普通の結婚ができなかったのだろう、と真っ当な人生を歩む周りの人たちを羨ましく思うことも事実です。ただ真面目に生きてきたつもりなのに、あのルートには乗れなかった。どうして私にはドラマが起こらないの? とすら思う。いい歳してまだ夢を見ているのでしょうかね。早くいろんなことを諦めて、楽になれたらいいのに。

あぁ、たくさん愚痴りました。お目汚し失礼しました。読んでいただき、ありがとうございました。

(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)

さぁ、今日はドラマチックな飲み物をご用意しましょうか。私もつい最近初めて知った飲み物なんですが、マスクメロンを半分に割って種のところをくり抜いて、そこにお酒を注いで飲むというやつです。シャンパンでもいいし、ブランデーでもいいんですけど、シャンパンのほうがドラマチックな感じがするのでシャンパンでも抜きますね。はい、コルク飛ぶんで気をつけて!

まともな恋愛って何でしょうね。私も、お互い好きになって彼氏と彼女と呼び合える関係になって……という恋愛は、実は片手で数えるほどしかしたことがありません。自分は好きでも、相手はこっちをなんとも思ってなかったり、二股やそれ以上の股をかけられていたり、そりゃあまぁいろいろありました。死ぬほど好きで、考えに考えて作戦立ててアプローチしてもまったく響かなかったり、一人相撲の末の失恋って本当にわびしいですよね……。「つきあってて別れた」っていうほうがつらいんだろうなと思いつつ、その状態ですらうらやましい! と思ったことも一度や二度ではありません。

まず、細かいことからいきますけど、好きなミュージシャンがいることは隠さなくていいと思います。私の世代の女はよく「独身女が猫を飼ったら終わりだ」と言い伝えられてきましたが(きっとはるさんもお聞きになったことがあるかと思います)、「いや、30過ぎたら逆に猫ぐらい飼ってるほうが余裕ある感じで良くない?」という結論に達したことがあります。

例えば私は宝塚が好きで、もちろんそのことに対して「寂しい独身女が宝塚に逃避してる」と周囲から思われることもありますが、好きだと言ったことで女性だけでなく男性の宝塚ファンとも話せるきっかけができたり、「そんなに夢中になれて、感動できるものがあっていいな」みたいなことを言われることもあります。「こんなことしてたら寂しい独身女だと思われるんじゃないか」と独身女が思うことは、ほとんど逆で、趣味や好きなものに囲まれてて、なんだか楽しそう、っていうほうがずっといいと私は思います。取り立てて言いふらすこともないでしょうけど、隠すこともないと思うんです。

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