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その引き方、プロはやりません! 効果絶大「アイライン」をシャネル メイクアップアーティストが徹底解説

CREA WEB / 2024年4月8日 17時0分


さりげなく“仕込む”だけで目力がアップ。

 加齢によるまぶたのたるみやゆるみ、皮膚のハリのなさにより、目力は年々弱くなってしまいます。だからこそ、大事なのがアイメイク。特にアイラインは、入れると入れないのでは印象がまったく異なります。さりげなく“仕込む”だけで、その効果は絶大。やらない手はありません。

 今回は、シャネル メイクアップアーティストの竹下真波さんに、今こそ知りたい「アイラインメイクの基本」を教えていただきました。


アイラインの基本的な引き方


メイク前画像。

◆上まぶた
【Step1】インサイドにアイラインを引く

 アイラインを引くのは、アイシャドウを塗った後。初心者は、テーブルなどにスタンドミラーを立て、ひじを突きながら引くと失敗しにくい。ペンシルを持ち、持っていないほうの手でまぶたを引き上げて、まつ毛の生え際の下にラインを引く。スタートは目尻。アイライナーのカラーはブラックを使用。


まつ毛の生え際が見えるように、ぐぐっとまぶたを引き上げて。

【Step2】目頭に向かって描く

 ペンシルの先を細かく動かしながら、まつ毛とまつ毛の間をなぞるように進め、目頭まで引く。視線をまっすぐ前に向けるようにすると描きやすい。


描く位置によって、まぶたを引き上げる位置も変える。

【Step3】目尻のラインを描く

 Step1のスタート位置から、顔の外側に向かって目尻にラインを描く。このとき、ペンシルの先がとがっていないときれいに描けないので、必要があれば削っておく。


先が太すぎるとラインがぼやけるので、シャープナーで先を削り、とがらせておく。

Step1のスタート位置から、外側に向かって描く。

【Step4】目尻のラインを描けば、上まぶたのアイラインが完成

 目尻のラインは、目尻の骨まで。ここを目指して描けば、初心者でもバランスを取りやすく、失敗しにくい。正面に置いた鏡で確認しながら、ラインの長さを調整する。


ラインが長すぎるとバランスが悪くなるので注意。

◆下まぶた
【Step5】ペンシルを長めに持ち、力を入れずに描く

 Step1の上まぶたのスタート位置から描き始める。強い線になってしまうと“やった感”が出てしまうので、ペンシルを長めに持ち、優しく描くようにするのがコツ。下まぶたは、よりナチュラルに仕上げるため、ブラウンのアイライナーを使用。


筆圧をかけず、ナチュラルなラインになるように。

【Step6】目幅の1/3くらいまでラインを引く

 目尻から描きはじめ、目幅の1/3くらいまでラインを引く。下まぶたのラインが長すぎると、シャープな印象になりすぎるので、ナチュラルに仕上げたいならこれくらいの割合がおすすめ。


ペンシルを縦に持ち、やわらかいラインを描く。

【Step7】ブラシでなじませてナチュラルに

 Step6で描いたラインを細めのアイシャドウブラシでなぞってぼかす。範囲は、黒目の内側くらいまで。このひと手間で、やわらかい印象でも目ヂカラがアップ。


強くこすらず、優しくなじませて。

【完成!】


完成!

アイラインメイクに使用したアイテム


クリーミィな描き心地で、インサイドラインにも最適なペンシルタイプ。涙や皮脂、湿気に強いウォータープルーフタイプなので、にじみやヨレも回避。美しい仕上がりを長時間キープ。スティロ ユー ウォータープルーフ N 88 4,290円。©CHANEL

スティロ ユー ウォータープルーフ N 943 4,290円。©CHANEL

メイクに使用したその他のアイテム(すべてシャネル)

・スティロ スルスィル ウォータープルーフ 808、814 各5,830円
・レ キャトル オンブル 308 8,800円
・ジュ コントゥラスト 69 7,920円 
・シャネル ルージュ ココ ボーム 914 5,390円


竹下真波さん(左)、廣松叶子さん(右)。

●教えてくれたのは……
竹下真波さん(写真左)

日本に3人しかいないシャネル メイクアップアーティスト。トレンドを取り入れながら女性の魅力を引き出すメイクアップを得意とする。社内のメイクスキル指導や、お客様へのメイクアップサービスを中心に活動している。

大森幸枝さん

ヘア担当。f-me(ホーム)所属。ヘアサロンに勤務後、メイクアップアーティストのKUBOKI氏に師事、その後独立。モデルから放たれる雰囲気を生かしたヘアスタイリングを心がけている。
Instagram @sachie_ohmori

廣松叶子さん(写真右)

CREAアンバサダー。
https://crea.bunshun.jp/list/crea-ambassador/members-02

【取材協力】
シャネル


https://www.chanel.com/jp/

増本紀子(ますもと のりこ)

美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。

文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史

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