岡本翔子の星占い 【天秤座】4月の運勢 「自分には理解できないからって」

天秤座

9月23日～10月23日生まれ

Don’t criticize what you don’t understand.
「自分には理解できないからって批判はしないこと」

　新年度の始まりと共に、天秤座には様々な変化があります。特に人間関係では、魅力を感じる人もいれば不快な思いにさせられる人もいます。

　このメッセージは世界でだれよりも売れたミュージシャン、エルヴィス・プレスリーが残した言葉です。近年ではエルヴィスやその若き妻、プリシラにまつわる映画が作られて、その存在を始めて知る人も多いはずです。

　平和主義の天秤座には、人間関係で自分独自のお作法があります。競争心丸出しの人や協調性のない人を見ると、うんざりしてしまうのです。でも彼らの態度だけで人を判断するのは時期尚早です。

　人との出会いは、あなたの運命を大きく変える力があります。4月はいつもなら敬遠するタイプの人が、あなたの可能性を引き出してくれそうな予感がします。仕事でも少々苦手な人と組むと、不思議な化学反応が起こる時期なのです。

人と話す機会をつくる

　新月4月9日（火）前後は出会いの宝庫です。新人歓迎会やいつもとは違う顔ぶれが参加しそうなお食事会などに出かけ、人と話す機会を増やしましょう。この先一緒に何かをやれる人が見つかったら幸いです。牡羊座、牡牛座に注目してみて。

　結婚に向けて動き出すカップルもいますが、金銭感覚や双方の育った環境の違いなどから意見が分かれることもしばしば。愛を貫くには忍耐も必要。現在フリーの人は、マッチングアプリに載せる写真をプロに撮ってもらうのもいい。

　日々の生活の垢にまみれたら、飛び切り優雅な気分になれる場所へ。GWはラグジュアリーなホテルでお茶したり、エステに出かけたりするのもおすすめです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の天秤座を運行するのは4月21日（日）昼過ぎ～4月24日（水）未明まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

★月をあなたの味方に変えるカレンダー『ムーンカレンダー2024』が発売中！

★行動する最適な日がわかるムーンダイアリー「MOON BOOK 2024」が好評発売中！

文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE