岡本翔子の星占い 【獅子座】4月の運勢 「真の勇気は」

獅子座

7月23日～8月22日生まれ

True valor lies between cowardice and rashness.
「真の勇気は、臆病と無鉄砲との中間にある」

　4月は太陽と金星が獅子座に味方するので、可能性に満ちた明るい運気です。現在の仕事で新しいことに挑戦するのもいいし、何かスペシャルなテーマを見つけて、勉強を始めるのもよいでしょう。

　旅行運はどの星座よりも好調です。実際に旅をするのもいいし、読書や体験型ワークショップなどを通じて、精神や知性の旅に出るのも大賛成です。旅と言えば主人公が冒険の旅に出かける物語があります。

　このメッセージは、近代スペイン小説の最高峰、『ドン・キホーテ』の作者として知られるセルバンテスが残した名言です。獅子座にとって新しい可能性が広がる時期だからこそ、心に留めておきたい言葉です。

　転職を考えている人は外資系企業や、海外に拠点がある会社に注目。またインバウンド需要がますます増えることを鑑みて、外国人相手の新しいビジネスなどを考えるのもあり。

　円安の日本を飛び出して、海外で仕事を見つけるのも選択肢のひとつです。何事も冒険してみるよいチャンスですが、臆病であることも重要だと、セルバンテスは説いています。

幸運をつかむには？

　何も思いつくものがない人は、純粋に毎日を楽しめばよいのです。映画を観たりスポーツを楽しんだり、気の置けない仲間と美味しいものを食べに行くのも最高です。人生をちゃんと楽しめば、幸運も向こうから近づいてきます。

　GW直前の満月4月24日（水）近辺は仕事にトラブル!?　突然の予定変更などに備えて、スケジュールは余裕を持って組むようにしておきましょう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは4月16日（火）昼前～4月18日（木）夜遅くまで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE