岡本翔子の星占い 【獅子座】5月の運勢 「仕事をしていると」

獅子座

7月23日～8月22日生まれ

Work spares us from three great evils: boredom, vice, and need.
「仕事をしていると、人生の三大悪から逃れられる。その三大悪とは、退屈と悪徳と貧困である」

　5月は天上の星々が獅子座の社会運＆仕事運を底上げしてくれます。自分の好きなことをするというより、人の期待に応えることを優先させてください。少し高めの目標を決め、それをクリアできるように頑張りましょう。

　このメッセージは、18世紀フランスを代表する文学者、思想家のヴォルテールが残した言葉です。GW明けは、仕事になかなかスイッチが入らないかもしれません。

　それでも仕事をしているからこそ退屈とは無縁でいられるし、悪いことを考える暇もなく、貧乏にも陥らずに済むということ。生きていく上で仕事をするって大切だ、と気づかされるメッセージです。

　新月5月8日（水）近辺は周りの嫉妬を買いやすいので気をつけて。一見、控えめな上司や先輩に、自慢話になりそうな話は控えること。あなたの本来の姿と、周りが考えるあなたのイメージにはズレがあるものです。

　そのギャップを理解してくれる人がいれば、きっとハードワークにも耐えられます。まだ見ぬあなたの理解者は、新しいコミュニティの中にいます。下旬以降、仕事と関係のない趣味のサークルなどをのぞいてみましょう。

新しい運気の流れが

　漠然と「もっと自分に合う仕事があるのでは」と考えている人、5月26日（日）の木星移動と共に新しい運気が始まります。今までのキャリアをリセットして、学生気分で何かを学んでみるのもありです。

　愛情面で気をつけたいのは、相手が発するサインを見落としがちなこと。言葉にならない想いなどを汲み取る繊細さが、必要かもしれません。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは5月13日（月）夜～5月16日（木）早朝まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE