岡本翔子の星占い 【牡牛座】4月の運勢 「優しさこそが本当の強さである」

牡牛座

4月20日～5月20日生まれ

Only the gentle is ever really strong.
「優しさこそが本当の強さである」

　今月の牡牛座はちょっと不安定。新年度が始まり、仕事や人間関係でちょっとした変化がありますが、それについて行けなくて精神的に参ってしまうこともしばしばです。

　そもそも牡牛座は急激な環境の変化が苦手な人たち。自分のことで頭がいっぱいになり、人を思いやる余裕が持てないのかもしれません。

　このメッセージは、24歳の若さでこの世を去った伝説的俳優、ジェームズ・ディーンが残した言葉。心に留めてください。自分の問題は横において周りの人々に優しくすることです。そうするうちに、いつしか環境にも順応できるでしょう。

　4月19日（金）深夜以降、牡牛座の季節が始まりますが、その直後に興味深い星の配置があります。幸運の象徴・木星と、変革を促す天王星が牡牛座で会合。この2つの星が出合うのは約14年ぶりです。「新しい意識の目覚め」や「成長」「現状への反乱」などを表すので、何らかのパラダイムシフトが起こりそうです。

GWは旅に出よう

　2024年前半は牡牛座にとって、大きく発展できる期間。変化を恐れず次のステージに向けて大きな決断をする最良の時期なのです。満月4月24日（水）前後は、一見、不運に思える出来事もありますが、それが逆に背中を押してくれる可能性も。

　環境を変える試みに、天上の星が味方してくれるはずです。転職や独立、起業、住む場所を変えるのもあり。GWの旅が、あなた自身を変えるきっかけを作ってくれるかも。また4月29日（月）には、愛情を司る金星も牡牛座に入ります。予期せぬ出会いがある人も。気になる人へのアプローチも、頑張ってみましょう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の牡牛座を運行するのは4月9日（火）夜～4月11日（木）夜遅くまで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE