台湾発干支占い 4/9～5/7の運勢 【子（ねずみ）年】 前途多難!? 悪人からの攻撃に用心を

子（ねずみ）年

4月9日（火）～5月7日（火）の運勢

　暗雲たちこむひと月となりそうです。モヤモヤする出来事が起きる可能性大。特に注意したいのは、裏表がありそうな人物。あなたにいい顔をしている人ほど、裏で何を言っているかわからない模様。陰口はやり過ごせたとしても、陥れられることがあっては困ります。控えめな態度や当たり障りのない発言を心がけるなどして、敵を作らないことが大切です。

　仕事面では、なかなか思い通りになりづらく、疲れがたまりやすい模様。そんなときこそ理想を高くかかげ、自分を鼓舞しながら乗り切ってください。また、他人の問題に首を突っ込まないこと。裁判沙汰になったり、財産を失ったりすることになりかねません。

　恋愛面では、喧嘩が起きやすいひと月。譲れる部分は自分が折れて事を大きくしない、一旦はスルーして深追いしないなどの対策で衝突を回避してください。そうした譲歩があなたへの好感や信頼感を高め、“禍転じて福となす”というべき幸せな結果となることも。

　健康面で注意したいのは、糖尿病、脳神経の衰弱。

　この時期、相性がいいのは、丑（うし）、辰（たつ）、申（さる）年の人。

　距離を置いたほうがいいのは、午（うま）、未（ひつじ）年の人。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

子（ねずみ）年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

「平安扣」と呼ばれる、中華圏の伝統的な飾りものがお守りに。“扣”とは、ボタンのことで、平安扣は、石をボタン状に削り出した丸いモチーフの縁起物。災難を遠ざけ、円満な人間関係や日々の平安をもたらすものとされています。その多くは翡翠で作られていて、ネックレスやキーホルダーとして取り入れられています。

　あるいは「平安如意」という、仏教の八宝のひとつ“如意”を瓶に挿した縁起物を飾っても。お守りの力を借りながら、穏やかなひと月となることを祈ってください。

　吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。

　ラッキーカラーは、黒と赤色。避けたほうがいいのは、白と緑色。

子（ねずみ）年・基本性格

　“努力するという才能”を持ち、勤勉。何事にも積極的に取り組むことができる人。機知に富み、優れた観察眼を持ち、物事を筋道立てて考えられるので、あなたの行動には無駄が少なく、与えられた課題を合理的に進めていくことでしょう。

　また、手先が器用で、細やかな作業が得意な人も。経験のないことを難なくこなし、驚かれることもありそうです。

　極めて真面目な人柄ながら、堅苦しいイメージはなく、誰に対しても優しく穏やか。他人を優先し、人のために我慢をしたり、己を律することもいとわないのでは。

　また、高い適応能力と活発さがあり、公私とも皆に慕われ人気者になるタイプ。人付き合いが良く、人間関係は良好そのものですが、実は感受性が強く、やや内向的な面も持ち合わせています。

悟明老師（ウーミン ラオシー）

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内（饒河街220號の前）での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。

文=堀 由美子
イラスト＝さじきまい