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カタール航空のサービスが贅沢すぎ! ミシュラン2つ星に個室スイートも ドーハで楽しむ「ウェルネスな旅」

CREA WEB / 2024年4月10日 11時0分

 カタールに誕生した本格的なウェルネス・リトリート「ズラル・ウェルネス・リゾート by チバソム」。ズラルはドーハの中心地から約1時間半離れた隔絶の地。その分、雑音なくウェルネスに専念できるのですが、せっかくカタールまでやってきたのだから、観光もしてみたい。滞在のうちの1日を、ウェルネスをお休みにして、ドーハ観光へ。せっかくカタールへ来たのだから、首都も見物しておかないと!


ウェルネス旅、伝統療法で癒やされたあとは異国情緒漂うドーハを観光!

 最初に向かったのは、今のカタールの勢いを感じる「ザ・パール」。ウェストベイ地区に建造された、400万平方メートルもの人工島です。“アラビアのリビエラ”と称されるマリーナはどことなく地中海風。ホテルや高級ブティック、5つ星レストランが集まっています。


水路を挟んで地中海風の建物が連なる「ザ・パール」。

 カタール最大の文化プロジェクト「カタラ文化村」では、精緻なモザイク模様や鳩の塔など、この国が培ってきた文化を礎とする建築を見学。21ハイ・ストリートではフランスのデパート「ギャラリー・ラファイエット」でお買い物も楽しめます。


肥料の材料となる鳩のフンを集めるための鳩の塔。

カタラ文化村内。モスク内へ入ることも可能。

 ランチに立ち寄ったのは、カタラ・クラブ屋上の「ボーホー・ソシアル」。数々の賞に輝くポール・ビショップが手掛けたインテリアは、色にあふれたボヘミアン・シック。メニューは、中東料理はもとよりアジアやアメリカ、南ヨーロッパ料理などバラエティ豊か。


フォトスポットがあちこちにちりばめられたレストラン「ボーホー・ソシアル」。

グリルした具材がゴロゴロと入った中東フレーバーのプレート。

 中東の風情を味わうならば、アル・スーク地区にある活気に満ちた市場「スーク・ワキフ」へ。100年前に貿易市場があった場所に建てられたもので、細い路地をさまようと、タイムトリップした気分に。手工芸品やスパイス、幾何学模様のランプ、お香など中東らしいものを売る店が軒を連ねており、お土産探しにおすすめです。


喧騒のスーク。レストランで賑わうエリアもあれば、鷹ショップなどがあるローカル向けのエリアも。

モザイク模様が美しい小物雑貨をお土産に。

香辛料とナッツの量り売りのお店。オマケしてくれました。

“砂漠のバラ”をモチーフにした建築も見どころ

 世界的な建築家が手掛ける建築も見どころの美術館や博物館へ。「イスラム美術館(MIA)」は、ルーブル美術館のガラスピラミッドで有名なI・M・ペイによる幾何学立体の建物が印象的。7~19世紀のイスラム文化圏(中東やアジアなど)から収集されたコレクションが展示されています。


建物のてっぺんのキューブにうがたれた三日月形の開口部は、アバヤから覗く目を表しているとか。

イスラム文化の栄華を極める世界。アジア諸国から運ばれた美術品も。

精緻な手仕事に見入ってしまう、オスマン帝国時代のエジプトのシタラ(織物)。

 プリツカー賞受賞建築家であるジャン・ヌーヴェルが“砂漠のバラ”をモチーフに設計したのが「カタール国立博物館(NMoQ)」。インパクト大な建物の中には先史時代から現代にいたるまでの、カタールの歩みが展示されています。


“砂漠のバラ”をモチーフにした、砂漠の国ならではの建築。ドーハにはインパクト大な個性的な建築が街のあちこちに。

 ディナーには、カタール国立博物館の4階にあるフランス料理界の巨匠アラン・デュカスのレストラン「ジワン」はいかがでしょう? カタールの自然や海辺の豊かな伝統を一皿に落とし込んだ料理は、フランス料理というよりカタールの地元料理。古代ベドウィンが調理に使った手法が取り入れられており、従来とはひと味違うカタール料理が楽しめます。


アラン・デュカスがカタールの食文化に敬意を払い、生み出した料理が並びます。

テラス席ではゆったりとしたシートからドーハ湾の夜景が望めます。

 1日にこれだけ詰め込むと、ズラルへ戻った時はさすがに深夜でしたが、駆け足ながら、カタールで今見ておきたいスポットを回ることができました。

陸と空、どちらも最高のおもてなしが受けられるカタール航空のビジネスクラス


新たに加わったビジネスラウンジ「ザ・ガーデン」。スケール感のある広さです。

 カタールへ行くなら、やっぱりナショナルフラッグのカタール航空がおすすめ。さらに2024年3月1日からは関西国際空港-ドーハ・ハマド国際空港線がデイリー運航にて再開! スケジュールは関空18:00発-ドーハ着00:05(+1日)、ドーハ発01:10発-関空着16:30。現地での滞在時間をたっぷり使える理想的な設定ではないでしょうか!? ドーハに向かうのみならず、ヨーロッパやアフリカ、中東とのシームレスな接続が可能になります。

 また、2023年には“航空業界のオスカー”とも称されるスカイトラックス社の4つの主要アワードを獲得。最高のビジネスクラスに授与される「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」(実は10回目!)、そしてドーハのハマド空港における「アル・ムルジャン・ラウンジ」が「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ラウンジ」ならびに「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ラウンジダイニング」に輝きました。つまり、カタール航空のビジネスクラスでは、空と陸、どちらも最高のおもてなしが受けられるというわけです。


搭乗した瞬間からスペシャルな気持ちにさせてくれるおもてなしが続きます。

「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ラウンジ」と「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ラウンジダイニング」の二冠に輝いた、ドーハの「アル・ムルジャン・ラウンジ」。

 今回、世界一の称号を与えられたビジネスクラスでカタールへ行ってきました! これが、飛行機であることを忘れてしまいそうなほど斬新!

ミシュラン2つ星「NARISAWA」が航空会社と初コラボ


なんと、2対2で向かい合えるビジネスクラスのシート。グループやファミリーの旅で利用したい!

搭乗したら、すぐにパジャマに着替えてリラックス。自宅にいるようなくつろぎです。

優雅な香りに包まれる「ディプティック」のアメニティセット。もちろん、お持ち帰り!

 なんと、4人席が作れてしまうのです。仕切りを取り払えば、都内の小さなワンルームくらいの広さがあり、隣の座席と合体させてフルフラットにすると、まるでダブルベッドのようにワイドに! 用意されたロゴ付きパジャマに着替えれば、熟睡に向けてのスタンバイOKです。ちなみに、アメニティはディプティックです。


4人シートが向かい合った状態の座席から、フルフラットのベッドへトランスフォーム中。

仕切りを取り外せば、まるでダブルベッドです。空の上であることを忘れてしまいそう。

 さらに食事が素晴らしい。豊富なメニューから好きな料理を、食べたい時に楽しむことができます。この日のメニューのメインには、「和牛煮込み マッシュルームソース添え」や「鴨胸肉のリコッタチーズとトマトバジルラグーソース添え」、「金目鯛の醤油煮つけ」などがラインナップ。本格的な和食です。夕食と朝食の間の軽食にいただいた、柚子が香る鶏チャーシューラーメンも、美味でした!


ウェルカムドリンクで眠ってしまっても、自分の好きな時に食事を用意してもらえるのでノープロブレム。アラビアンなライトも添えられて、雰囲気も上々です。

 しかも2024年3月1日からは東京(成田)-ドーハ線でミシュラン2つ星の「NARISAWA」のお料理が楽しめるように! 航空会社とのコラボはこれが初というから、食通さんにとっては気になるところでは!?


ミシュラン2つ星「NARISAWA」の料理を機内で!

 また、ハマド空港のビジネスラウンジ「アル・ムルジャン・ラウンジ」はまるで5つ星ホテルのよう、とかねて評判でしたが、新たなるスペース「ザ・ガーデン」も加わりました。


「ザ・ガーデン」のレセプション。この天井の高さからも、スケールの大きさを感じます。

「ザ・ガーデン」は広さ7390平方メートル。グルメダイニング、シャワールーム、ゲームルームに加え、7室のスパトリートメントルームやフィットネススタジオもあります。


吹き抜けのようなオープンな造りで、眼下に「ザ・オーチャード」のガーデンが広がります。

「ザ・ガーデン」も食事が充実。

 ちなみに、世界初のディオールのスパやルイ・ヴィトンの航空ラウンジ(カタール航空の上級会員が利用可能)も併設しています。

カタール航空

電話番号 03-5402-5282
https://www.qatarairways.com/ja-jp/homepage.html


古関千恵子(こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

文・撮影=古関千恵子

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