岡本翔子の星占い 【水瓶座】5月の運勢 「自らが愛するものによって」

水瓶座

1月21日～2月18日生まれ

We are shaped and fashioned by what we love.
「私たちは自らが愛するものによって、形作られる」

　5月は仕事や人間関係で悩み多い時期ですが、下旬には幸運期が訪れます。それまでは社交性を発揮するというより、本当に大切な人たちとのつながりを意識して過ごしてください。

　このメッセージは、文豪ゲーテが残した言葉です。愛すべき人やモノに触れること、そしてその経験が栄養となり、あなた自身の魅力を輝かせてくれる時期です。

　たとえば学生時代に影響を受けた音楽、繰り返し読んだ漫画や小説を引っ張り出して、もう一度それらに触れてみると、あなたの中で何かが動き出します。漠然とやりたいことが見えてくる人もいるでしょう。

　新月5月8日（水）近辺は、「この人は私の味方だ」と思える人と一緒に過ごしてください。水瓶座の人づき合いは、あっさりしていて風通しがいい。べったりとした関係が苦手なのです。それでもこの期間は、大切な人との距離を少し縮める努力をしましょう。

　5月26日（日）には幸運の象徴・木星が天上で美しい音楽を奏でます。今後、約1年間はあなたがあなたらしく生きていけるように、木星が後押ししてくれます。

月末は遠出を

　精神的にもポジティブになり、今年前半に抱えてきた問題から解放される予感がします。人によっては、問題そのものは変わらなくてもその扱い方がうまくなるという感じかもしれません。

　そもそも水瓶座は独創性に満ちた星座。新しい時代に向けた面白いビジネスなどを思いつく人もいそうです。月末は遠出をすると幸運に出合える予感。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の水瓶座を運行するのは5月1日（水）未明～5月3日（金）夜明け前、5月28日（火）夜明け前～5月30日（木）午前中まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE