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2025年に向けた金融サービスに関する13の予測

Digital PR Platform / 2025年1月7日 11時15分

量子コンピューティングは、次の大きな資源需要になるでしょう。しかし、コンピューティングに電力を供給する持続可能なエネルギー源が出現しない限り、環境規制を満たして消費者の信頼を維持するために、産業界はイノベーションを断念するしかないのでしょうか。
– SAS エンタープライズ不正対策ソリューション担当ディレクター 兼 グローバルリード、イアン・ホームズ(Ian Holmes)

入金サポートはロボットで
ロボット・アシスタントが支店スタッフやカスタマーサービスの窓口に取って代わるようになるでしょう。日本の小売店ではかなり前から、「3番のスクリューはどこにありますか?」といった簡単な問い合わせに対して、シンプルなロボットが使用されてきました。銀行業務で使用される、よりスマートなAIドリブンのアシスタントは、まるでチャットボットのように顧客と会話することができ、ATMよりも優れたガイダンスを提供してくれるようになるでしょう。これは、銀行にとっても顧客にとってもメリットとなりますが、こうした進化には、金融機関により高いレベルのガバナンスとコントロールが求められます。
― SAS リスク担当シニアアドバイザー、ナエーム・シディキ(Naeem Siddiqi)

AIやクラウドの高速化がもたらす「IT合理化の大波」
企業は長い間、異なる機能や顧客セグメントごとに独立したシステム(サイロ化したシステム)を運用してきました。その結果、IT部門は複雑な統合作業に苦しみ、企業が必要とする機動力を提供できなくなっています。今、ITインフラやベンダーとの関係を簡素化し、大幅なスピードアップとコスト削減を図る「IT合理化の大波」が迫っています。複数の機能を推進するAIプラットフォーム( https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html
)上でモダナイゼーションを進める企業が、最大の価値を引き出せるでしょう。そうした企業はデータの統合や民主化を実現し、顧客ライフサイクルや企業全体に渡る幅広い意思決定を実現することができます。
– SAS、リスク、不正、コンプライアンスソリューション担当シニアバイスプレジデント、スチュ・プラッドリー(Stu Bradley)

AI規制はさらに複雑化
米国のさまざまな州や自治体が独自のAI法令を制定することが見込まれており、すでに複雑な規制環境をさらに難解なものにするでしょう。複数の州で事業を展開する企業は、不統一で多様なAI法令への対応を余儀なくされます。グローバルに事業を展開する企業にとって、整合性のない政策により生み出される障害はより顕著なものとなるでしょう。

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