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2025年に向けた金融サービスに関する13の予測

Digital PR Platform / 2025年1月7日 11時15分

AI活用に慎重なAMLイノベーター
マネーロンダリング対策担当者は、有効性に関する規制が明確でないため、責任あるイノベーション( https://www.sas.com/en_us/company-information/innovation/responsible-innovation.html
)の実践を慎重に発展させることになるでしょう。多くの革新的な企業は、純粋なAIベースの検知戦略のモデルガバナンスの負担を軽減するため、機械学習を適用して、既存のモニタリング戦略を調整、最適化するようになると予想されます。
― SAS 金融犯罪およびコンプライアンス担当ディレクター、デビッド・スチュワート(David Stewart)

リスクとコンプライアンス分野でAIの勢いが拡大
AIはあらゆる業務を自動化する魔法の杖として過大評価されてきましたが、銀行がAIで強化できる業務とできない業務を理解し始めることで、現実的な可能性が見えてくるでしょう。特に金融企業は、適切な人間による監視を組み込み、AIを不可欠なリスク管理ツールとして確立していくでしょう。また、AIの試験運用が本番稼動に移行するにつれ、効果的なAIガバナンス・フレームワークの導入が一層注力されるようになるでしょう。

さらに、開発中や生産中のモデル数が急増する中、モデルのリスク管理はより重要視されると予測されます。金融サービスのリーダーたちは、データガバナンス、モデルの開発と展開、モデルガバナンスの間での収束を認識しています。バリューチェーンに沿って複数の接点があるため、モデルガバナンスとモデルライフサイクルの境界は曖昧になっています。企業は、モデルの検証、モデルのドキュメント化、モデルのモニタリングにおいて、効率化と自動化を向上させる方法を模索することになるでしょう。
― SAS リスクモデリングおよび意思決定担当グローバルリード、テリサ・ロバーツ(Terisa Roberts)

地球温暖化が進行中でも、銀行のESG(環境・社会・ガバナンス)への関心は後退
銀行のESGイニシアティブへの関心と投資は、具体的な価値を示すことに苦慮しているうちに薄れていくでしょう。投資家の関心の低下や「グリーンウォッシュ」に対する懸念も、金融市場での関係の低下を招きます。明確な財務的利益がなければ、銀行はESGを収益ドライバーではなくコスト上の負担とみなし、規制で義務付けられたり消費者から要求されない限り、成長のための戦略的優先事項ではなく、主に評判を守るためのセーフガードとしてみなすでしょう。
― SAS 銀行業界担当コンサルタント、スティーブン・グリアー(Stephen Greer)

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