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一般家庭用レンジフード国内シェアNo.1※1のFUJIOH※2 快適な空気環境の構築に繋がる新発見としてにおいが人の交感神経を抑制する可能性を三重大学との共同研究で確認

Digital PR Platform / 2025年1月14日 13時0分

一般家庭用レンジフード国内シェアNo.1※1のFUJIOH※2 快適な空気環境の構築に繋がる新発見としてにおいが人の交感神経を抑制する可能性を三重大学との共同研究で確認

光と空気環境における「快」「不快」と人の生体反応に関する共同研究成果を発表

 富士工業株式会社(神奈川県相模原市/厨房機器製造・販売/代表取締役社長 柏村浩介 以下、FUJIOH)と三重大学研究基盤推進機構半導体・デジタル未来創造センターの湯田恵美教授は、光と空気環境における「快」「不快」と人の生体反応に関する新たな共同研究成果を発表しました。この研究は、2024年12月に札幌で開催された「国際学会IDW24(International Display Workshops 2024)」にて発表されました。本研究成果の応用により、人の身体に悪影響を与えない快適な空気環境の実現が期待されます。

※1 富士工業グループは、一般家庭用レンジフード供給台数国内シェア No.1。(2021 年 4 月 東京商工リサーチ調べ ODM 生産品含む)
※2 FUJIOH は、富士工業グループの企業ブランドです。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2483/102197/500_671_202501140911396785abbb9e37b.jpg


作業ブースを用いた調査の様子


■研究成果の要点
 これまで主観的評価に頼っていたにおいへの「快」「不快」反応を、生体データを用いて客観的に測定する方法を開発しました。この方法により、空気環境が人の体にどのような影響を与えるかを解明し、最終的には人によって異なる「快」「不快」の反応を特定可能にすることを目指しています。これにより、個々人のニーズにあわせた快適な環境をカスタマイズして提供できる空間の構築が期待されます。
本研究では、光の色と明るさを一定に調整した環境下で、においによる「快」「不快」反応を皮膚電気活動レベル(SCL:Skin Conductance Level、交感神経の覚醒レベルを表す指標 以下、SCL)の計測を通じて評価しました。その結果、においが「快」「不快」に関わらず交感神経を抑制することが示唆されました。この発見は、においを活用した革新的なストレス軽減技術や、最適な作業環境設計への道を開く可能性があります。
さらに、時系列データの詳細な分析により、においの提示直後および提示終了直後において、「快」「不快」のにおいによって交感神経の反応パターンが異なることが判明しました。これにより、においの強度を精密に制御することで、目的に応じた最適な環境構築が可能になることを示唆しています。

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