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PwC、「第28回世界CEO意識調査」の結果を発表

Digital PR Platform / 2025年1月21日 11時0分

PwCグローバル会長のモハメド・カンデ(Mohamed Kande)は次のように述べています。

「今年の世界CEO意識調査では、2つの結果が明らかになりました。つまり、世界中のビジネスリーダーは今後1年間について楽観視していますが、価値を創造、提供、獲得する方法を改めて構築しなければならないことも同時に認識しています。生成AIのような新興テクノロジー、地政学的変化、気候変動などは全て、経済の在り方に変革をもたらしています。新たなビジネス・エコシステムが形成されつつあり、企業による競争や価値創造の方法を大きく変えているのです。ビジネスリーダーは企業を繁栄させるために今すぐ行動を起こし、人材、拠点、サプライチェーンから、ビジネスモデルの改革に至るまで、戦略に関する大胆な決断を下さなければなりません」

改革の必要性

過去2年間と同様、CEOの10人に4人(42%)は、企業が今後も現在の方針を踏襲した場合、10年を超えて存続することができないと考えています。大胆な変革なしに企業が存続できないと予想するCEOのうち、42%は自社の経済的存続性に最も大きな影響を与えるものとして、規制環境の変化を挙げています。

しかし、CEOはあらゆる分野において行動を起こしています。3分の2近く(63%)が過去5年間、自社の価値の創造、提供、獲得の方法を変えるために、少なくとも1つの重大な行動を起こしてきました。過去5年間においてより多くの改革を進めてきたCEOは、過去12カ月間で利益率を高めています。

企業がビジネスモデルを再構築する中、10社のうちほぼ4社(38%)は過去5年間で少なくとも1つの新しい分野で競争を始め、約3分の1(34%)はその分野が同期間中に企業収益の20%超を占めるようになったと回答しています。

しかし、改革ペースは遅く、企業の大半は機敏性に欠けています。プロジェクトや事業部門間での予算や人材の移動に関して言えば、CEOの約半数は前年比の財務および人的資源の再配分が10%以下であることを明らかにしています。3分の2超が20%未満の再配分にとどまっています。平均すると、過去5年間における新規事業の売上は7%に過ぎません。

CEOは生成AIの可能性について楽観的だが、より大きな成果を求めている

CEOは生成AIによる具体的な影響を報告しています。半数を超えるCEO(56%)が過去12カ月間に従業員の時間の効率性向上を、3分の1(32%)が売上の増加を認めています。

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