【学習院大学】カイコガ科の野生種イチジクカサンの高精度ゲノムアノテーション情報を公開
Digital PR Platform / 2025年1月28日 20時5分
■用語解説
※1 オープンクロマチンアッセイ
クロマチンとは、DNAとヒストンタンパク質の複合体のことを指す。一般的に、クロマチンは、遺伝子発現が抑制されているようなゲノム上の領域では凝集の度合いが強く、逆に遺伝子発現が活発な領域では凝集の度合いが弱く、緩んでいるとされる。オープンクロマチンアッセイとは、遺伝子発現が比較的活発な、クロマチンがほどけて存在している領域を検出する手法である。
※2 (ゲノムの)ホモ接合性
一般的には、ある遺伝子座について、同じ対立遺伝子を有することをホモ接合と呼ぶ。しかし、「ゲノム(全体)のホモ接合性が高い」と表現する場合には、両親に由来する2個のハプロタイプが、遺伝子領域に限らずほとんど同一であることを指す。集団のホモ接合性が極度に高い状態では、個体間の遺伝的な差異がほとんど存在せず、このような集団(あるいは系統)を純系と呼ぶ。
※3 転座
染色体の一部がちぎれ、その他の領域に移ってしまう現象を指す。同じ染色体の場合もあれば、全く異なる染色体の場合もある。ヒトにおいて転座が起こった場合には疾患の原因になることもあり、例えば慢性骨髄性白血病の患者では、9番染色体と22番染色体の相互転座が認められる。
▼本件に関する問い合わせ先
学長室広報センター
TEL:03-5992-1008
FAX:03-5992-9246
メール:koho-off@gakushuin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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