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12月の炎上分析データ公開!炎上件数、89件(調査対象期間:2024年12月1日~12月31日)

Digital PR Platform / 2025年1月31日 16時38分


■分析コメント
ブロガー 徳力基彦 氏

 昨年の12月の炎上件数は11月に比べて若干増加する結果になったようです。
ただ、昨年に比べると40件以上の減少となっており、昨年の炎上件数は一昨年に比べると大幅に減少する傾向が続いたようです。
昨年の炎上件数の減少は、5月に炎上を拡散する告発系アカウントが自身への訴訟リスクがあがった結果、運営方針を転換したことが大きいと考えられており、これ自体は良いニュースと言えそうです。
最近の傾向で注視しておきたいのは、企業の広報担当者やSNS担当者による炎上が増えている印象がある点です。
特に、12月にはSNS巧者としてたびたびメディアにも成功事例として取り上げられてきた「靴下屋」運営のタビオのSNSアカウントが炎上する出来事がありました。
企業アカウントであるにも関わらず、柔らかい発言で人気を博すアプローチは、「中の人」や「軟式アカウント」と呼ばれ、「シャープさん」を筆頭にSNSアカウント運用の一つの理想とされてきましたが、現在の炎上が拡散されやすいSNS環境においてはリスクが大きくなっていると言えそうです。

■(参考)分類基準
1.分類基準(炎上の主体)
抽出したデータは以下の表1に基づき分類しました。

(表1)分類基準(炎上の主体)


[画像25]https://digitalpr.jp/simg/2393/103375/700_271_20250107114606677c956eb6226.png

参考:山口真一(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授):
『ネット炎上の研究「炎上の分類・事例と炎上参加者属性」』、 出版記念公開コロキウム用資料、2016

公に情報を発信する機会の多いメディア関連の法人については、炎上に至る経緯に違いがあるため、他業種の法人と分けて集計しています。

2.分類基準(炎上の内容)
抽出したデータは以下の表2に基づき分類しました。

(表2)分類基準(炎上の内容)




[画像26]https://digitalpr.jp/simg/2393/103375/700_292_20250107114734677c95c62896b.png



参考:山口真一(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授):
『ネット炎上の研究「炎上の分類・事例と炎上参加者属性」』、 出版記念公開コロキウム用資料、2016


3.分類基準(業界)
また、炎上の主体が「法人等」の場合、20の業界に分類しました。
なお、該当しない業界に関しては「その他」としてデータを処理しました。

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