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世界初、土壌中における微生物の長期生存をコントロール ~土壌中からの温室効果ガス排出削減に資する基盤技術を確立~

Digital PR Platform / 2025年2月4日 19時3分





[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2341/103515/700_458_2025020411363167a17d2f238aa.png


図6. 本基盤技術を活用した今後の展開の一例




【発表者・研究者等情報】
明治大学 農学部農芸化学科
  島田 友裕 准教授

NTT 宇宙環境エネルギー研究所
  今村 壮輔 上席特別研究員

【用語解説】
*1 転写因子:DNAに特異的に結合するタンパク質で、特定の遺伝子の転写(DNAからRNAに変換されるステップ)を促進、あるいは抑制することで調節します。
*2 大腸菌:腸内細菌の一種で、環境中に存在する細菌の主要な種の一つです。ヒトの場合は大腸に生息します。
*3 https://www.env.go.jp/earth/ipcc/6th/index.html
*4 290倍:各ガス1kgの排出が、その後の一定期間(この場合100年間)に地球温暖化に与える効果の累積を二酸化炭素の場合と比較した場合(環境省 https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h03/7824.html
より抜粋)。
*5 PCR法:PCRはPolymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、特定のDNA断片を効率的に増幅する技術です。
*6 寒天プレート:寒天を用いて固めた培地で、微生物の培養や観察に利用されます。
*7 コロニー:寒天プレート上で単一の細胞から増殖して形成された微生物の集まりです。大腸菌の場合、寒天プレート上に数ミリ程度の円形のコロニーを形成します。
*8 遺伝子の発現:DNAの情報が転写(DNAからRNAに変換されるステップ)や翻訳(RNAを元にタンパク質が合成されるステップ)を通じて機能的なタンパク質に変換される過程をさします。
*9 シグナル因子:細胞間や細胞内の情報伝達を担う分子で、遺伝子の発現などを調節します。
*10 定常期:細胞培養や微生物の増殖において、細胞数の増加がほぼ止まり、成長が一定の状態で安定する時期をさします。
*11 ストレス:ここでは、生育環境に適した環境から逸脱した際に細胞にかかる負荷のことをさします。例えば、定常期ストレスの場合、細胞が増殖している状態ではかからない負荷が、定常期に特異的にかかることを意味します。
*12 窒素源代謝:生物が環境から窒素源(アンモニア、硝酸塩、アミノ酸など)を取り込み、それを利用して体内で必要とされる窒素含有分子(タンパク質、核酸など)に変換する一連の代謝過程をさします。
*13 炭素源代謝:生物が環境から炭素源(炭水化物、脂肪、タンパク質など)を取り込み、それを利用してエネルギーや生物に必要な有機分子(糖、脂質、アミノ酸など)に変換する一連の代謝過程をさします。
*14 浸透圧:水が薄い方の溶液から濃い方の溶液へ移動する力です。これは細胞の周りや内部で水分がどのように動くかに影響し、生き物が適切な水分バランスを保つための仕組みです。

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