日本製鉄 第35回日本製鉄音楽賞 受賞者について
Digital PR Platform / 2025年2月5日 13時24分
第35回日本製鉄音楽賞の受賞者は、選考委員による選考の結果、以下の通り決定しましたので、お知らせいたします。
《フレッシュアーティスト賞》副賞300 万円
上野 通明 うえの みちあき(チェロ)
【贈賞理由】
ジュネーヴ国際コンクール優勝後、リサイタルやコンチェルト、室内楽など幅広く活躍している。その中でも2024 年5 月に行われた邦人作曲家の無伴奏作品のみのリサイタルは、作品に対する共感に満ち、彼自身の豊かな感性が溢れた名演で、まさに稀有な才能の開花を観た思いであった。更なる世界への活躍を期待したい。
(山崎伸子選考委員)
《特別賞》副賞100 万円
宮澤 敏夫 みやざわ としお(富士山静岡交響楽団専務理事)
【贈賞理由】
これまで様々な楽団の事務局長や専務理事を務めるなど、長年にわたって日本のオーケストラ界の発展に多大な貢献をなすとともに、日本演奏連盟事務局長や伊那文化会館館長などを歴任、さらに木曽音楽祭はじめ地方の音楽祭の運営にも関わるなど、日本の音楽界全体の振興に尽力してきた功績の大きさは測り知れないものがある。
(寺西基之選考委員)
第35 回日本製鉄音楽賞の贈呈は、2025 年2 月26 日(水)に日本製鉄株式会社本社にて行います。また、受賞記念コンサートは、2025 年7 月16 日(水)に紀尾井ホールにて開催いたします。
なお、本音楽賞の選考は2024 年に実施しており、受賞者のプロフィール等は当該時点のものです。
特別賞を受賞された宮澤敏夫様は2025 年1 月にご逝去されました。在りし日のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を捧げるとともに、故人のご冥福を心よりお祈り致します。
第35回日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞
上野 通明 うえの みちあき(チェロ)
生年月日:1995 年11 月21 日(29 歳) 出身:パラグアイ
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/84/103599/300_450_2025020513142367a2e59f39b34.jpeg
2021 年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門で日本人初の優勝を果たし、あわせてYoung Audience Prize、Rose Marie Huguenin Prize、Concert de Jussy Prize と3 つの特別賞も受賞。2024 年にはドイツのボン・ベートーヴェン音楽祭に出演し、ベートーヴェン・リング賞を贈られた。
パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13 歳のとき、第6 回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで全部門を通じて日本人初の優勝。また、第6 回ルーマニア国際コンクール最年少第1 位、ルーマニア大使館賞、ルーマニア・ラジオ文化局賞をあわせて受賞。ほかにも第21 回ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、第11 回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第2 位。これまでソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ロシア交響楽団、KBS 交響楽団、NHK 交響楽団、読売日本交響楽団など国内外のオーケストラと数多く共演している。また、ミッシャ・マイスキー、マルタ・アルゲリッチ、オーギュスタン・デュメイ、ジャン=ギアン・ケラス、ホセ・ガヤルドらの著名なアーティストと共演して好評を博している。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース全額免除特待生として毛利伯郎に師事し、2015 年秋よりオランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれて渡独。デュッセルドルフ音楽大学でコンツェルトエグザメン(ドイツ国家演奏家資格)を満場一致の最高得点で取得した後、ベルギーのエリザベート王妃音楽院にてゲーリー・ホフマンに師事。主にヨーロッパとアジアで活発な演奏活動を行っている。
2022 年La Dolce Volta より『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)』をリリースし、レコード芸術誌の特選盤に選出された。
岩谷時子音楽文化振興財団より第1 回Foundation for Youth 賞、第6 回岩谷時子賞奨励賞、青山音楽賞新人賞、第31 回出光音楽賞、第24 回ホテルオークラ音楽賞、第21 回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。令和3年度文化庁長官表彰を受彰。使用楽器は1758 年製P.A.Testore(宗次コレクション)、弓はF.Tourte(住野泰士コレクション)をそれぞれ貸与されている。
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