1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

【業界初】太陽光発電設備の銅線盗難対策としてアルミ導体ケーブル活用を促進する新サービスの提供開始

Digital PR Platform / 2023年12月15日 11時5分

写真

 損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)およびSOMPOリスクマネジメント株式会社(代表取締役社長:中嶋 陽二、以下「SOMPOリスク」)は、近年多発する太陽光発電設備の銅線(以下「銅導体ケーブル」)盗難により被害に遭ったお客さまに対し、古河電気工業株式会社(代表取締役社長:森平 英也、以下「古河電工」)と古河電工産業電線株式会社(代表取締役社長:小塚 崇光、以下「古河電工産業電線」)が開発・製造し、SFCC株式会社(代表取締役社長:川瀬 幸雄)が販売するアルミ導体ケーブル「らくらくアルミケーブル(R)※」を紹介するサービスの提供を、2023年11月1日に開始しました。
 太陽光発電設備の銅導体ケーブルの盗難被害に遭われたお客さまに「らくらくアルミケーブル(R)」を紹介するサービスは損害保険業界初の取組みです。(2023年12月損保ジャパン調べ)

※「らくらくアルミケーブル(R)」は日本における古河電工の登録商標です。
 URL:https://www.rakuraku-alumi.com/

1.サービス開発の背景と目的
 世界的に銅の価格高騰が続いていることを背景に、銅導体ケーブルを大量に使用する太陽光発電設備における大規模窃盗事件が相次いでいます。犯人の検挙も進んでいますが、それ以上に窃盗団数が急増していることから、損保ジャパンでは、太陽光発電設備の盗難に起因する2022年度の支払保険金は2020年度の約4倍に増加し、太陽光発電設備に関する大きなリスクとなっています。


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/80713/400_227_20231214162416657aada05bd2d.png


 また、銅の需要の高まりなどに伴う銅導体ケーブルの供給不足により、太陽光発電設備の早期復旧に支障が出ており、電力安定供給への影響も懸念されています。海外ではアルミ導体ケーブルの普及が進んでいますが、アルミ導体ケーブルの敷設には専門的な知見と技術が求められるため、日本では普及が遅れているのが現状です。
 損保ジャパンとSOMPOリスクは、銅導体ケーブルの盗難被害に遭われたお客さまに「らくらくアルミケーブル(R)」を紹介し、古河電工産業電線が施工業者に対するコンサルティングを行うサービスの提供を2023年11月1日に開始しました。銅導体ケーブル盗難対策の1つであるアルミ導体ケーブルの利活用を推進し、早期の復旧と盗難の再発防止を図ることで、太陽光発電による電力の安定供給に貢献します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください