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三菱HCキャピタルとメダップが資本業務提携契約を締結

Digital PR Platform / 2024年1月18日 10時5分

地域医療の課題解決に向けたビジネスの確立を図る

 三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、三菱HCキャピタル)とメダップ株式会社(代表取締役CEO:柳内 健/以下、メダップ)は、このたび、医療機関の経営改善支援および持続可能な包括的地域医療体制の構築を図るべく、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。
 両社は、本提携にもとづき、地域中核病院、専門病院、クリニックなど、幅広い医療機関を対象とした経営改善サービスの構築、および地域医療の質と持続可能性の向上に資するビジネスの確立を図ります。

 日本の医療は、少子高齢化にともなう高齢者人口の増加、生産年齢人口の減少により、医療費の増大や医療従事者の不足などが課題となっており、デジタルの活用、さらには医療機関同士の連携による医療提供体制の最適化および効率化が求められています。なかでも、高度急性期病院は、提供する高度医療の重要性が高まるなか、新型コロナウイルスの流行による経営の悪化、働き方改革への対応など、さまざまな課題に直面しています。
 医療提供体制においては、2024年度の診療報酬改定により、「かかりつけ医機能」の強化、確立が求められると予想されており、医療機関は急激な変化に柔軟に対応する必要があります。

 このようななか、両社は、メダップの提供する地域連携CRMツール「foro CRM」*の活用などを通じて、地域における医療機関の役割分担の明確化、医療資源の最適配置、患者の状態に適した医療提供を実現することで、医療機関の経営改善に取り組みます。将来的には、医療機関運営の最適化および医療の質的向上により、持続可能な包括的地域医療体制の構築をめざします。

 三菱HCキャピタルは、「10年後のありたい姿」に「未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター」を掲げ、その実現に向けて、マテリアリティ(重要課題)への対応やデジタル技術の活用等による「SX: Sustainability Transformation / DX: Digital Transformation」、ならびに最適なポートフォリオの実現をめざす「事業ポートフォリオ変革」を有機的に融合することで、「CX: Corporate Transformation(全社的変革)」を推進しています。
 三菱HCキャピタルは、産業の垣根を越えたデータ活用の進展により、大きな変革を遂げるとされているヘルスケア領域において、ヘルステックや医療DXなどの先進的な取り組みを通じた、医療機関の経営支援ならびに地域医療サービスの質的向上に取り組んでいきます。
 なお、三菱HCキャピタルは、昨年4月、投資を起点としたスタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた新サービスの創出、新事業の開発促進を目的に、「イノベーション投資ファンド」の運用を開始しており、本提携は同ファンドを活用したものです。
 本提携においては、導入先医療機関の紹介などを通じた、メダップのユーザー拡大ならびに医療関連データの蓄積などにより、それらのデータを活用することで、既存サービスの拡充および付加価値の向上を図るとともに、地域医療の課題解決に繋がる新たなサービスの開発、提供に取り組みます。

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