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変電設備などの電気事故を未然に防止 NITE、「スマート保安技術カタログ第12号、13号案件」を公開

Digital PR Platform / 2024年1月31日 11時8分


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第13号「高圧絶縁監視機能の導入による高圧地絡停電事故の前兆検知技術」について

技術の概要
 本技術は、株式会社戸上電機製作所(以下、戸上電機)が開発したPASに取り付けて使用する「高圧絶縁監視機能付方向性SOG制御装置」についての技術です。 PASとは、需要設備から外部の配電線への波及事故防止のために、受変電設備と高圧配電線との間に設置されている装置です。本技術は、元々PASに内蔵されたセンサーを利用することで、地絡に至る前の「微地絡」と呼ばれる地絡事故の前兆現象(予兆)を検知します。この予兆を踏まえ、大きな事故が起きる前に設備点検やメンテナンスを行うことで、停電事故を防止することが出来るようになります。


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この技術は2022年7月に「基礎要素技術」としてカタログに登録しておりますが、今回、実証データを踏まえた再評価を行い、新たに「保安技術モデル」としての登録となりました。

「IoTを活用した高圧電気事故の予兆を検知する技術「スマート保安技術カタログ」第2号案件を公開」>>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000092488.html
https://kyodonewsprwire.jp/release/202207254258


スマート保安の事例
 戸上電機では、図2のような「微地絡・地絡データ収集システム」を開発し、全国で実証試験を行ったところ、ケーブルの外側の皮膜(シース)からでは目視で確認できないケーブル内部に発生した穴(地絡事故の前兆現象(予兆))を確認することができました(図7,図8)。これにより地絡による停電を未然に防止できたと考えられます。


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