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変電設備などの電気事故を未然に防止 NITE、「スマート保安技術カタログ第12号、13号案件」を公開

Digital PR Platform / 2024年1月31日 11時8分



NITEにおける電気保安の課題解決に向けた取り組み

 NITEでは、経済産業省からの要請を受け、電気保安行政(電気工作物の設計、維持、運用等における安全を確保するための行政活動)を技術面から支援するため、2020年5月に電力安全センターを新設しました。NITEがこれまで培ってきた知識や経験を活用し、経済産業省や関係団体と連携しながら、新しいスマート保安技術の普及啓発活動や規制見直し等の提言を行うなど、電気保安の維持・向上に資する様々な業務に取り組んでいます。

NITE電力安全センターの業務紹介 >>https://www.nite.go.jp/gcet/tso/index.html



用語解説

【スマート保安】:
IoTやAIなどの新技術を導入し、産業保安における安全性や効率性の向上を図っていく取り組みのことです。
スマート保安の説明 >>>https://nite-gov.note.jp/n/n91734ca4bbb3

【PAS(Pole Air Switch)】:
電柱の上部に付けられている開閉器のことです。万一事故が発生した場合、SOG動作により開閉器内の電路を遮断することでその事故による影響が電力会社の配電線へ及ばないようにします。SOG開閉器とも呼ばれます。

【SOG(Storage Over Current Ground)動作】:
短絡や地絡を検知した際に、開閉器内の電路を遮断する動作のことです。

【部分放電】:
部分放電とは微弱な放電のことです。電気機器の絶縁体中に微小な欠陥や絶縁体表面に汚れなどがあると、その部分に電界が集中し、部分放電が発生します。

【地絡】:
電気回路(電線等)が地面に接触し、大地へ電流が流れる現象のことです。本来想定していないところに電流が流れることで、大きな事故を引き起こす可能性があります。

【受変電設備】:
発電所から変電所を通して送られてくる電気を、使用する電圧に変換するための設備を指します。電気を多く利用する工場などに設置されます。電圧が7000 Vを超えるものは特別高圧受変電設備となります。

【保安技術モデル】:
スマート保安技術カタログにおいて、技術の登録区分は、まだ実証段階でない「基礎要素技術」と、実証試験等の結果を踏まえ、実装又は普及拡大が期待できる「保安技術モデル」の2種類があります。

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